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今日はとことん、てっちゃんの日(4) [鉄道・電気機関車]

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 やっと、勝沼ぶどう郷駅に着きました。

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 降り立ったホームから、下り方向を見ても・・・

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 上り方向を見ても・・・

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 駅前に出て、見上げても・・・
花、また花です。
「勝沼ぶどう郷駅」というよりも、“勝沼花盛り駅”でありました。

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 この勝沼ぶどう郷駅周辺のサクラですが、
「甚六桜」と呼ばれているのだ、とそのいわれが説明板に記されていました。
この勝沼駅周辺の地形は、とても急な傾斜地で、
ここを通過するJR中央線は、たいへんな急勾配になります。
SL時代は、この急勾配をクリアするために、
スイッチバックという方式が採られていました。
時代が変わって、SLよりクリーンな上に、エネルギー効率が高く、
ずっとハイパワーの電気機関車が登場すると、スイッチバックは無用となり廃止されました。
この結果、駅構内には、多くのスペースができたようで、
このスペースにサクラを植えて、現在あるような形が出来てきたのだそうです。
 さて、ここまでの話題では、あまり「とことん、てっちゃん」
とは、いえませんね。
まあまあ、続きをどうぞ。

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 さて、すでに以前にも、このブログで取り上げたネタではありますが、
“とことん”なので、再びとりあげます。
そうです、駅前に展示されているEF-64なのであります。

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 EF-64は、どんどん現役引退が進んでいて、
解体されるものも続いているそうです。
そうしたなかで、ながくその勇姿を保存したいと、ここに展示されたのであります。
しかも、番号が若い、18号機であります、すごいですねェ。

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 さきほどの「甚六桜」の説明板と並んで、この「電気機関車 EF6418」
の説明板が置かれていました。
詳細な説明がありますが、次の言葉で結ばれているのが注目されます。

  ・・・地域の発展に果たした役割は計り知れないものがあります。   勝沼駅を駆け抜けた往年の名機関車はそんな歴史を私たちに語り   かけてくれます。

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 そうです。
ただ、“そこに展示されている”だけではなく、
雄弁に語りかけてくれているのです。

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 サクラに埋もれるようにしている往年の名機関車・・・。
しばし、その声なき声に、耳を傾けたのでありました。

 なお、このEF-64を夢中で見学している最中、
ずっと上にある中央線の、勾配のきつい本線を
上りのEH-200が、あっという間に駆け抜けていきました。
そうです。
EF-64の後継機の元気のよく活躍する姿なのでありました。
あまりにも突然で、あっという間だったので、写真は撮れませんでした・・・。