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オオタカの“新伝説”とは・・・ [おおっ!]

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 送電線鉄塔が出てきましたが、
内容は、送電線の話ではありません。
オオタカについて、最近判明してきた情報です。
これは、昨晩NHK-TVで放映された番組を
驚きの目で見たものの、いまだ感激さめやらぬ記録です。

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 かつてオオタカは、森の中の猛禽と考えられていましたが、
実は・・・。

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 都市部で見られるケースが増えてきたという
具体的なデータが紹介され、それはなぜかについて
現状を解説していました。

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 それから、都市部に適応したオオタカの狩りのようすに話が進みます。
まずは、見通しのよいところで、獲物を探して・・・。

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 ねらいを定めて獲物に向かって急降下。
獲物があわてて、行き場を失ったところへ、
エアーブレーキをかけて、“わしづかみ”にしてキャッチ。
オオタカの飛翔能力の高さがものを言うのだそうです。

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 “新伝説”は、もう一つ。
オオタカとカラスとの関係です。
カラスが、トビやノスリなどの猛禽類に立ち向かう姿については、
エート・マンもたびたび目にしてきていますが、
なぜ、カラスは猛禽にも向かっていくのか。
そして、猛禽は、猛禽、やられっぱなしではない、という話。

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 カラスは、オオタカと、体の大きさはそんなに違わない。
だから普通に向かい合っても、猛禽とはいえオオタカに勝ち目はないそうです。
で、オオタカが、カラスをしとめる方法が・・・。
それは、たいてい、水面の上での対戦をオオタカがえらんでいる、ということ。
群れをなして、オオタカに向かっていくカラスの群れ、
オオタカは、隙を見て、1羽にアタックし、やはり足でつかんで、
水の中に沈めるという、すごい技を繰り出します。
数分すると、カラスもぐったり。
それを岸に引き上げて、いただくことになるのだそうです。

 こうした地道な取材に基づく、新しい自然の姿を提供してくれる番組、
わくわく、どきどきで、引き込まれてしまいます。