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送電線鉄塔に付くもの(5) [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 国母団地線7号鉄塔に、灯が入りました。
甲府市と昭和町にまたがる国母工業団地の工場群のそれぞれに電力を供給する
国母団地線の中で、1つだけ赤白塗装の鉄塔がありまして、
それが、この7号鉄塔です。

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 18時00分を過ぎた頃に、赤色灯が点灯しました。

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 この手の送電線鉄塔は、注意深く観察すると、必ずというか、基本的にというか、
近くを通っている配電線網から、電灯線を引き込み、
赤色灯に電気を供給しているのが確認できます。
 前回の「送電線鉄塔に付くもの(4) 」では、
この電灯線の引き込みが、山の中なので、基本的に不可であり、
太陽光発電と蓄電池の組み合わせて電力を確保しているという話でありましたが、
今回の話題はそれに対応したものとなっています。

青鬼さんと金太郎さんと桃太郎さん(続き) [鉄道・電気機関車]

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 次に、お出かけ先で見たもの、それは、赤い塗装の電気機関車、
EH500で、その45号機です。

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 こちらが、門司駅構内にとまっていたEH500-45の全体像です。
わが中央線で、いつも見ているEH200に似ているようで、
ずいぶんと違うようで・・・。
世界がひろがるなぁー。

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 それで、このEH500-45の真ん中あたり、
EH200でいうとBULE THUNDERのロゴある部分には、
何と「金太郎」ですよ。
しかも、絵もついています。
やぁー、ほんとに世界はひろいなぁー。
(真性てっちゃんでは、ないので、こんなんで大感激です)

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 それから、こちら、帰りの「のぞみ」の車窓から見た電気機関車。
在来線に上りの、ながーい貨車の列が見えてきたので、
それに追いつき、ずんずん追い上げ、どんなのが引いているのだろう・・・
楽しみに長い貨車列を追っていくと、ついに見えてきました。

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 そして、横並びになり・・・、

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 あっという間に、追い抜いていきました。
1番目のカットから3番目のカットまで、わずか3秒くらいでした。

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 一瞬のことでお終いではつまらないので、もう一度はじめのカットにプレイバックし、
一部を切り出してみました。
これで、この電気機関車の型番と機体番号がわかります。
そう、EF210-129。
えーっ、すごいなぁ、129号機まで、いっているのだー。

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 それから、ロゴはどうでしょう。
何と、こんどは、「桃太郎」・・・ですよ。
絵がないのは惜しいなぁ。

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 こちらも桃太郎さんです。
はじめの桃太郎さんは、清洲付近の上り線で、今度のは、浜松駅付近でのこと。
同じ上り線で、何台も走っているのですね、桃太郎さん。
こちらの桃太郎さんは、距離が近すぎて、あっというまのことだったので、
このカットしかありません。したがって、EF210の何号機かわかりませんが・・・。
 いずれにしても東海道本線の貨物輸送を支える主力選手、桃太郎さんだから、
100を超える数が作られて(*)物流を支えているのですね。

 *注)少し訂正が必要なようです。    ウィキペディアのJR貨物EF210形電気機関車の項によると   1~18号機までの基本番台とその後は100番台の改良型があり、   さらに109号以降はパンタグラフが変更されるなどして後期型となり、   108号までを前期型と、細分されているそうです。

 さて、まとめです。
今回のテーマ、「青鬼さんと金太郎さんと桃太郎さん」ですが、
金太郎さんは、門司駅で見たEH500、
桃太郎さんは、東海道本線を走行中のEF210でした。
あれれ、青鬼さんは、いつ出てくるの、あるいは出てきたの?
もうお気づきかもしれませんが、1つ前の記事のEH200のブルーサンダーは、
青い稲妻ですが、もう金太郎と桃太郎が出てくれば、
“青い稲妻”では、すまされないのですよ、エート・マン的には・・・。
わが国のおとぎ話的世界では、カミナリさんは、雲の上の鬼のしわざ、
よって“青鬼”となったしだいです。
 まあ、青鬼さんは、中央線などのアップダウンの激しい
路線のために開発された重量級のもので、金太郎さんもそうみたい。
一方の桃太郎さんは、比較的平坦な東海道本線などを走る身軽の走りやさん、
いずれの電気機関車もロゴ部分に「ECO-POWER」のコピーがあり、
担当する路線にあわせ効率のよい牽引役だということがいえるようです。

青鬼さんと金太郎さんと桃太郎さん [鉄道・電気機関車]

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 若干のご無沙汰をしました。
5月20日の記事にいただいたコメントのお返しにも書いておきましたが、
この間、北九州に仕事の関係で出かけてまいりました。
目的地やルートについては、ここでははしょり、
ところどころの話題を“エート・マン的に”お伝えします。

 さて、冒頭の写真ですが、出発の甲府駅でのカットです。
手前のかいじ106号に乗って甲府を飛び出すところでしたが・・・、

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 出発時間が迫ってきたとき、下り線に、
EH200の12号機が滑り込んできたのです。

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 EH200-12、ブルーサンダーが見送りに来てくれたみたい・・・
勝手に解釈して、大喜びしていたら、乗っていくべきかいじ号が
「おいてくよー」と・・・。
あわててかいじ106号に乗り込み、北九州へお出かけしました。

 えぇ? タイトルですか。へんてこな・・・?
まあ、最後までご覧になってみてください。

(もう、眠くなって続行不可。次回につづきます。ごめんなさい)

くれつぼせん・84 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 榑坪線の84号鉄塔です。
前回のものもそうですが、南部町で見たものです。

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 この榑坪線84号鉄塔ですが、何の変哲もない2回線の送電線を支える鉄塔
と見られますが、でも、よーく見るとやはり変わっていますね。
一番上の線を支える腕の付き方が、ちょっと珍しい取り付き方をしています。

くれつぼせん・98 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 ちょっとばかりなが~い写真になりました。
榑坪線の98号鉄塔です。

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 その鉄塔の一番トップです。

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 この鉄塔も大正生まれなんですねェ・・・。
高さ30mとありますが、これは建設時の話で、
いまは、かさ上げされてとても高い鉄塔になっています。

今日は「国際博物館の日」 [博物館・展示会]

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 記事タイトルこそ、おやおや・・・と思われるかもしれませんが、
写真は、前々回・前回と同様、中央高速バスの車窓からのものです。
そうです、釈迦堂遺跡博物館ですよ。
写真は、上りの時のもので、ちょうど釈迦堂パーキングにさしかかり、
釈迦堂バス停に向けてスピードを落としているときの撮影です。

 この釈迦堂遺跡博物館は、昨年に開館30周年を迎え、
山梨を代表する縄文の大遺跡のあらましを紹介する博物館で、
県外からもたくさんのお客様を迎えられているそうですが、
一方で地域に結びついた、心温まる取り組みも多く、注目されるところです。
 その釈迦堂遺跡博物館では、5月25日(月)まで、
『彩りと飾り-時代のなかの色・飾り』と題された
興味あふれる企画展が開催されています。
釈迦堂遺跡博物館の公式ホームページのURLは、
  http://www.eps4.comlink.ne.jp/~shakado/
 また、釈迦堂遺跡博物館の数ある貴重な資料の中で、
ひときわ多くの人々に親しまれているマスコット的な土偶、
愛称「しゃかちゃん」が知られていますが、
その「しゃかちゃん」がオーサーになっているブログ「しゃかちゃんのつれづれ日記」も
とてもきれいな写真によって、釈迦堂遺跡博物館の日々のようす、
お庭に咲く四季の花々、雄大な南アルプスの眺めなどを伝えてくれて、
とても楽しめますよ。
遠方で、釈迦堂遺跡博物館になかなか出かけられない方も、
ブログなどでまずは、お楽しみください。
そうそう、ブログのURLは、
  http://blogs.yahoo.co.jp/shakadomuse
 なお、この釈迦堂遺跡博物館ですが、中央自動車道下り線の釈迦堂パーキングからは、
専用の博物館への通路が設けられていて、
首都圏から甲府・諏訪方面に向かわれる方は、インターを降りることなく、
高速のパーキングに車をおいたまま、博物館見学が出来るのです。
高速道の運転での疲れを取りながら、悠久の歴史を伝える博物館を見学できる・・・、
これは知る人ぞ知る、この博物館の魅力の1つともなっています。

 さらに、釈迦堂遺跡博物館など、県内の7つの博物館が構築した
「縄文王国山梨」という取り組みもあり、
そちらは、ブログで情報発信がされています。よろしければご覧あれ。
  http://ameblo.jp/kingdom-of-jyoumon/

 ところで、今日、5月18日は、国際博物館の日なんだって知ってましたか。
これについては、国立科学博物館のホームページの中に設けられた、
次のページがとても参考になります。
  http://www.kahaku.go.jp/event/2008/04museumday/index.html

 あまり国際的な記事ではなく、地域の楽しい博物館の話題が中心となりましたが、
ともかくも、暮らしの中に博物館を!!!
ということで・・・。

中央高速バスの車窓から・・・続き [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 上りの中央高速バス、D列(進行方向右側)の席から見た
送電線のことですが、前回は大月市内の話題でしたが、
今回は上野原市内のものです。
 談合坂SA.(下り線)を過ぎて間もなく、車窓に見えてくる
送電線があります。
JRの「大月-上野原線」です。
この送電線を支える鉄塔群は、当初のものではなく、
中央自動車道の建設時に立て替えられたものと見られます。

 このほか、中央自動車道の上り線では、
進行方向左側の脇に、撚架鉄塔が見られるはずですが、
残念ながらD列の席ではダメで、A列の席でないと見られないようです。
いつも高速バスのチケットは、ネットで撮るのですが、
席の希望は、“窓側”と“通路側”そして“前側”か“後ろ側”かの選択枝があるのですが、
前後はともかく、窓側を希望しています。
でもD列かA列かは、お任せになります。
これまで、圧倒的にD列で終わっています。
こんどはA列がでないかなぁ・・・。

中央高速バスの車窓から見た・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 前々回に「黒野田林道」をご紹介しましたが、
訪ねたのは、ちょうど1週間前の土曜日・・・。
 そして、その翌日には、中央高速バスに乗って上京する所用があり、
今度は、高速バスの車窓から、黒野田林道を見たのでありました。
そして、葛野川線の50万ボルト送電線の鉄塔群も・・・。

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 葛野川線が、中央自動車道を横切るところ、
前後は、赤白塗装の鉄塔となっていますが、それもこのようによく見えました。

梅採りしました [エートマンズ・ファーム]

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 今日は、曇りで、お昼前から雨がぱらつく、あいにくの天気。
でも梅の収穫は、日をおけないので・・・ぐぁんばりました。

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 数日前に、強い風が吹いたんですね。
で、収穫を目前に、たくさんの梅の実が落ちてしまいました。
ファーマー33世は、現在、自然任せの農業経営(?)してますよ。

黒野田林道 [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 こちらは、前回の記事で話題にしました
黒野田林道の途中にある展望台の景観です。
丸太を組んで構造した四阿(あづまや)があり、
周囲を見渡せる場所には、写真による説明板、
また周囲の山々が恩賜林あることから、恩賜林説明板などがあります。

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 展望台なので、富士山はもちろん、とくに東の方向に視界が開け、
新緑の山々が展望できました。
 空気が澄んで、条件がよい日には、
新宿の高層建築群が見られることもあるんです。
 ウソだと思ったら、こちらで確かめてください。
2006年11月12日の記事「夕焼けとんびじゃないけれど・・・」です。

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 黒野田林道の全線をピンク(縮小をした結果、紫色に見えるかも)で示した
地図を用意しました。
林道の笹子側の起点は、東山梨変電所への連絡道路に接続しています。
このため、西群馬幹線や葛野川線という山梨県内有数の送電線群を
堪能することが出来ます。
とくに黄色の点線内で、そうした送電線の観察が楽しめます。
 また、赤でマークした展望台の位置も確認できるでしょうか。
都留市大幡側の林道入口付近でも、西群馬幹線や都留線が観察できます。
実際、5月10日の「ねんにはねんをで、また、ねんが・・・」という
何ともしょうもないタイトルの記事でご紹介した都留線の撚架鉄塔は、
ここから望遠したものです。

 ただし、この黒野田林道は、冬の間は、閉鎖されています。
また夏の間も、とても落石が多く、路面のあちこちに、
山の上の方から落ちてきた、大小の石が、ごろごろしています。
通行にはとても肝を冷やす林道となっています。
できれば通行は控えた方がよいかと思います。
どうしても通行するときは、自己責任で!
万一にも何かあったときに、道路管理者に責任を問うような方は、
絶対に通行しないこと、だとお伝えします。

 この展望台は、初狩駅から鶴ヶ鳥屋山に登るハイクコースにも当たっているので、
JR中央線初狩駅からの日帰り山歩きとして、お出かけになるのもよいかと思います。