はんげんです [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
ジャジャーン、またまた西群馬幹線の鉄塔です。
こちらは、213号鉄塔。
ちょっと近くまでは行けませんでした。
遠く離れた林道からの望遠です。
一番上の架空地線を支える腕に、「213」の表示がありますね。
ところで、今日のテーマの「はんげんです」って、何のことでしょうか。
熱烈な送電線マニアは、きっともうおわかりだと思いますが、
このブログのモットーとして、やさしく、わかりやすく(エート・マンのためにも・・・)
順にお話ししていきます。
もう一度、少し違う位置からの213号鉄塔の全体像を見てみましょう。
とくに、この鉄塔の左右の、送電線のようすを細かく観察してください。
このブログで、だいぶ以前にも話題にしていますが、
西群馬幹線の100万ボルト設計で、現状50万ボルト送電を行っている電線は、
8導体なのであります。
この写真は、そのとおり、8本の線(導体)が正八角形に配列されて、
それが1本の送電線になっているのが、何とかおわかりいただけるかと思います。
ところが、213号鉄塔の反対側(鉄塔の数字が大きくなる方向、
すなわち新山梨変電所によった方)では、4導体になっているのです。
8導体から4導体へと、この213号鉄塔の前後で、
導体の数は、“半減”していました。
でも、なぜ・・・。
そのわけは、でんこちゃんのみぞ知る、でしょうかね。