SSブログ

送電線鉄塔に付くもの(5) [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

090523kokubodanchisen07a.jpg

 国母団地線7号鉄塔に、灯が入りました。
甲府市と昭和町にまたがる国母工業団地の工場群のそれぞれに電力を供給する
国母団地線の中で、1つだけ赤白塗装の鉄塔がありまして、
それが、この7号鉄塔です。

090523kokubodanchisen07b.jpg

 18時00分を過ぎた頃に、赤色灯が点灯しました。

090523kokubodanchisen07c.jpg

 この手の送電線鉄塔は、注意深く観察すると、必ずというか、基本的にというか、
近くを通っている配電線網から、電灯線を引き込み、
赤色灯に電気を供給しているのが確認できます。
 前回の「送電線鉄塔に付くもの(4) 」では、
この電灯線の引き込みが、山の中なので、基本的に不可であり、
太陽光発電と蓄電池の組み合わせて電力を確保しているという話でありましたが、
今回の話題はそれに対応したものとなっています。

青鬼さんと金太郎さんと桃太郎さん(続き) [鉄道・電気機関車]

090522eh50045a.jpg

 次に、お出かけ先で見たもの、それは、赤い塗装の電気機関車、
EH500で、その45号機です。

090522eh50045b.jpg

 こちらが、門司駅構内にとまっていたEH500-45の全体像です。
わが中央線で、いつも見ているEH200に似ているようで、
ずいぶんと違うようで・・・。
世界がひろがるなぁー。

090522eh50045c.jpg

 それで、このEH500-45の真ん中あたり、
EH200でいうとBULE THUNDERのロゴある部分には、
何と「金太郎」ですよ。
しかも、絵もついています。
やぁー、ほんとに世界はひろいなぁー。
(真性てっちゃんでは、ないので、こんなんで大感激です)

090522ef210129a.jpg

 それから、こちら、帰りの「のぞみ」の車窓から見た電気機関車。
在来線に上りの、ながーい貨車の列が見えてきたので、
それに追いつき、ずんずん追い上げ、どんなのが引いているのだろう・・・
楽しみに長い貨車列を追っていくと、ついに見えてきました。

090522ef210129b.jpg

 そして、横並びになり・・・、

090522ef210129c.jpg

 あっという間に、追い抜いていきました。
1番目のカットから3番目のカットまで、わずか3秒くらいでした。

090522ef210129f.jpg

 一瞬のことでお終いではつまらないので、もう一度はじめのカットにプレイバックし、
一部を切り出してみました。
これで、この電気機関車の型番と機体番号がわかります。
そう、EF210-129。
えーっ、すごいなぁ、129号機まで、いっているのだー。

090522ef210129d.jpg

 それから、ロゴはどうでしょう。
何と、こんどは、「桃太郎」・・・ですよ。
絵がないのは惜しいなぁ。

090522ef210x.jpg

 こちらも桃太郎さんです。
はじめの桃太郎さんは、清洲付近の上り線で、今度のは、浜松駅付近でのこと。
同じ上り線で、何台も走っているのですね、桃太郎さん。
こちらの桃太郎さんは、距離が近すぎて、あっというまのことだったので、
このカットしかありません。したがって、EF210の何号機かわかりませんが・・・。
 いずれにしても東海道本線の貨物輸送を支える主力選手、桃太郎さんだから、
100を超える数が作られて(*)物流を支えているのですね。

 *注)少し訂正が必要なようです。    ウィキペディアのJR貨物EF210形電気機関車の項によると   1~18号機までの基本番台とその後は100番台の改良型があり、   さらに109号以降はパンタグラフが変更されるなどして後期型となり、   108号までを前期型と、細分されているそうです。

 さて、まとめです。
今回のテーマ、「青鬼さんと金太郎さんと桃太郎さん」ですが、
金太郎さんは、門司駅で見たEH500、
桃太郎さんは、東海道本線を走行中のEF210でした。
あれれ、青鬼さんは、いつ出てくるの、あるいは出てきたの?
もうお気づきかもしれませんが、1つ前の記事のEH200のブルーサンダーは、
青い稲妻ですが、もう金太郎と桃太郎が出てくれば、
“青い稲妻”では、すまされないのですよ、エート・マン的には・・・。
わが国のおとぎ話的世界では、カミナリさんは、雲の上の鬼のしわざ、
よって“青鬼”となったしだいです。
 まあ、青鬼さんは、中央線などのアップダウンの激しい
路線のために開発された重量級のもので、金太郎さんもそうみたい。
一方の桃太郎さんは、比較的平坦な東海道本線などを走る身軽の走りやさん、
いずれの電気機関車もロゴ部分に「ECO-POWER」のコピーがあり、
担当する路線にあわせ効率のよい牽引役だということがいえるようです。