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火の見ちゃん36 [火の見櫓]

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 このところの話題は、身延町下田原の富士川の左岸堤防辺りのものが続いていますが、
今回もそこから始まりました。
堤防から下田原の集落を眺めたとき、ああ、あそこに火の見櫓が見えるぞっ!

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 それで、移動して、近くにたどり着きましたが、
意外に低めの火の見櫓でした。
それと、たいてい集落の中のメインの道路に面したものが多いのに、
ここは、どうたどれば、火の見櫓の真下まで行けるのか、ちょっとハテナでした。

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 通りすがりの地域の方に伺ってみると、そこの家の隅を通してもらっていったらいい、と。
ようやく下から見上げることが出来ました。
先ほど家の高さから比べて、低めだと思ったのですが、
下から見上げると、どうして、りっぱな火の見櫓です。

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 送電線鉄塔のような雰囲気を持つ、この火の見櫓ですが、
四方の山形鋼材による構造材の1つに、こうしたプレートが付いていました。
「平成12年7月吉日 建立」
平成12年というと、西暦2000年。
世の中、ミレニアムばやりで、浮かれていた年。
そんな中で、地域を守る新しい火の見櫓が誕生していたのですね。