火の見ちゃん37 [火の見櫓]
夏空にすっくと立つ、かっこいい火の見櫓を見ました。
写真の中央下部に見える横材に、建設寄贈を記念したプレートがありました。
その銘から昭和31年12月10日の建設だとわかりました。
1956年ですから、前回(火の見ちゃん36)の2000年建設との間には、
44年もの開きがあります。
そこはかとなく、気品が感じられます。
上部のようすです。
火の見櫓の左手にあるのは、消防詰め所兼消防車庫です。
また右手には、地域の防災備蓄倉庫も見られました。
まさに地域の防災拠点でありました。
お終いは、消防車庫のシャッターの上方と左手にある、
この火の見櫓を管理されているであろう自治消防組織の名称に注目しました。
上の方には、「若草町消防団藤田分団第一部」とありました。
左側には木の表札が下げられていて、そこには、
「南アルプス市消防団若草分団第六部」となっていました。
こうしたところに、町村合併の状況も読み取れます。