SSブログ

じふん・・・かな [地域の小さな歴史]

090808idobata01.jpg

 先日、「火の見ちゃん37」の近くで見かけた、
ちょっと涼しげな光景です。

 自噴の井戸ではないかと思われました。
脇に小さな井戸用ポンプも付けられてはいましたが、
それは補助的なようで、流れ方からして、おそらくは自噴だろうと・・・。
流れ出る井戸水を受ける最初の水槽には、
赤く熟れたトマトがいくつか沈めてありました。
きっと冷たくて、かぶりつくとおいしいんだろうな・・・、
涼しげで、しかもおいしそうな、そんなことでしたが、
どうしてこれが「地域の小さな歴史」というカテゴリに分類されるか・・・。

 甲府盆地のような地形では、うまくすると自噴井戸が作れて、
それが地域の暮らしを支えてきたのです。
それがいまは、そうしたものがなかなか見られなくなってきている、
その変化が歴史だと・・・。