ねんがは、むずかしい・・・

　この8月21日、国道52号を、ハンドルを握りながら北上中、
南部町から身延町にさしかかる辺りで、一瞬、撚架鉄塔が網膜に写りました。
それで、あらためて、どんなものだったのか、
昨日（8/24）夏休みをいただいて、探索に出かけました。
で、南部町中野の北原集落の外れの茶畑の脇で、見つけましたよぉー！



　でも、困ったことに、とても変わっているのです。
この写真でわかるとおり、2回線のうち、片方は、
たんなる耐張型の送電線支持の形態をとっているだけなのでした。



　この半分・撚架鉄塔は、榑坪線81号鉄塔でありました。
大正9年1月の建設で、高さは26mと、表示がありました。
1920年ですから、90歳近い年齢です。
腕金の形状から、当初は、2回線とも撚架のようだったらしいですが、
いつの頃か、いま見るようになったのでしょう。



　茶畑の向こうに立つ、榑坪線81号鉄塔、ナゾの鉄塔でありました。