本遠寺スケッチ・その3 [いのり・信仰]
日蓮宗の名刹、大野山本遠寺の参道の脇、本遠寺さんの境内の続きに、
本遠寺さんの塔頭の1つである良円寺があります。
良円庵ともいますが、その塔頭のお堂の前のかたわらに、
こんな変わったお地蔵さんがおわしました。
何気なく、撮影したので、正面観とかなくて、うまくお伝えできませんが、
お顔の表情が、よく見るお地蔵さんとは、だいぶ異なっていました。
また赤い前掛けに隠れてよくわからないですが、
衣紋もだいぶ変わった表現になっているようです。
お足もとてもかわいらしいですよ。
たしか、水掛地蔵という札があったかと・・・(写真撮らなかったので不確か)。
変わったお地蔵さんだということで、何か手がかりはないかと思い、
ちょっと横から見てみると、台座に、彫り込まれた文字が見えました。
この画面で、「大正九年五月吉日 / 大野山良円庵 / 十七世・・・」
と読めました。
きっと良円庵17世の代に当たる大正9年(1920)に、
何かのご縁で造立されたものと思われました。
銘文を最後まで読みたかったのですが、お地蔵様に手をかけなければならず、
そこまでの失礼は出来なかったので、ここまでの情報でお終いです。
なお、水掛地蔵さんなので、青いプラバケツとひしゃくが置かれ、
水気が辺りにありました。
そうした環境があれば、こうした御仁がいらっしゃっても不思議はないですよね。
周囲の色に配慮して変身したアマガエルのようでした。
水掛地蔵様のお使いなのではないかと思い、静かに手を合わせました。
なお、本遠寺さんのことや、良円寺さんのことについて、調べようと思って、
身延町の町誌を見ようとしましたが、手元にはありませんので、ネットに頼りました。
身延町のホームページの中に、図示したような入口がありまして、
ねらった情報を見ることが出来ました。
参考までに、追加でご案内申し上げます。
次の満月は“十五夜さん” [月や宇宙・宇宙開発]
昨晩、就寝前に、月を撮りました。
この時点で、月齢は16をまわっていました。
右側がかけ始めていて、まん丸ではありません。
その前夜に撮ればよかったのですが、天気がお邪魔してました。
さて、次の満月は、10月3日の土曜日。
“十五夜さん”だぞー。
準備おさおさ・・・、芋名月を楽しみたいと思います。
本遠寺スケッチ・その2(続編) [寺院めぐり]
実を申せば、この7月の後半にも、本遠寺さんにお邪魔をしていたことがありまして、
何気なくその時の写真をチェックしてビックリ。
ゴジラ(ナメクジの親分でもいいのですが)が、のっていた例の建物、
そのときは、白壁が、かなり古びていまして、
その後、8月の終わり近くまでの約1月間で、お化粧直しが行われたのだ、
ということがわかったのです。
(きっとお寺さんの関係者やご近所の方にすれば、何の驚きもないことなのでしょうけど)
お万様のお墓の方から拝見した状況も、このとおりでございました。
本遠寺さんのリニューアル計画は、まだまだ続いておられるのだ・・・、
というお話し・・・それがスケッチその2の続編のポイントであります。