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じんばはし [橋と川の文化誌]

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 甲府市の富士見1丁目と池田1丁目を結び、荒川に架かる陣場橋です。
このところの関心の送電線を見ながらも、それから離れ、
しばし荒川の流れを楽しみました。
一昨日(2009年10月4日)の「荒川橋梁渡る14号機」もそんな折に見た電気機関車、
EH-200の14号機のお話しなのでありましたが、今回、ともかく陣場橋です。

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 池田側のたもとの上流側のプレートですが、
「昭和57年3月竣工」とありました。それは、1982年。
御年、27歳、まだこれから働き盛りです。

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 荒川の右岸の堤防を少し下って見た陣場橋です。
緩やかに中央が盛り上がる、太鼓橋状になっています。

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 堤防を河川敷の方へ下りて、再び陣場橋を見渡しました。
笛吹川との合流点から、順に数えて何番目の橋かしら、なんて思いをめぐらせながら、
しばし、橋を見ていた午後、でありました。

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 川に下りて、流れを見たとき、一瞬、キラッと光るものが目に入りました。

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 魚です。けっこう、たくさんいるみたい・・・。

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 淡水魚のことまでは、よくわかりませんが、縦に模様があるようなので、
オイカワのような魚でしょうか。

 久々の“橋と川の文化誌”となりましたが、川の中の魚まで、
視線が及び、ほんとにそれらしい記事となりました。
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えぐさ・119 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 前の記事の続きのような内容で、恐縮ですが・・・。
こちらは、江草線の119号鉄塔です。
江草線の平均的な鉄塔の姿といえます。
片側に2本、もう片側に1本、計3本で1回線を伝えているのです。

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 119号鉄塔の基礎部分を見ています。
甲府市荒川1丁目、荒川右岸堤防のすぐ脇の水田の中に建ちます。
ここから次の富士見2丁目にある120号鉄塔までの間で、荒川を超えていくのです。
基礎のようすは、よく見ると、前回の江草線118号鉄塔の場合とだいぶ違っていますね。

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 鉄塔の表示プレートです。
何と昭和6年1月の建造で、高さは49mとなっています。
実は、江草線は、とても歴史のある送電線なんですね。
高さが前回の118号鉄塔よりずっと高くなっているのは、荒川を超えるためだと思われます。

 ところで、荒川の先の江草線を見て、とても不思議な思いにおそわれました。
今回の119号鉄塔の姿が平均的だといいました。1回線の江草線の・・・。
しかし、川の向こう側では、とても不思議なことが起こるのです。
一昨日(2009年10月4日)の「VFK応援旗と送電線」というタイトルの記事の中に、
江草線125号鉄塔が写っているのですが、そこでは、
何と2回線になっているのにお気づきでしょうか。
江草線をめぐる不思議の旅は、また後日、考えてみたいと思います。
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えぐさ・118 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 甲府市荒川2丁目の市街地に立つ、江草線の118号鉄塔です。

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 この鉄塔は、やけにヒョロっとしています。
スリムで、背が高いのです。
そして何より、送電線の取り付き方が変わっています。
江草線は、1回線の送電線です。
それが、この鉄塔では、117号鉄塔から伝わってきた1回線、3本の導線が、
向かって右側に付きますが、この鉄塔の上で、するすると左側に伸びて、
左サイドからその先の119号鉄塔に連絡していきます。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか。
何かむずかしい必要性があるのでしょうね。

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 118号鉄塔の基礎部分です。ずいぶんとしっかりした基礎ですね。
かなり最近の建造のようです。きっと何かの必要で、近年に立て替えられたのかな、
そんなことを思わせる基礎部分でした。

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 鉄塔に付くプレートの1つですが、これによれば、
この江草線118号鉄塔は、平成15年8月に建てられた高さ41.3mの鉄塔だとわかります。
この鉄塔の特殊性を見るためには、前後の鉄塔も観察して比較しなければなりませんね。
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