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小瀬スポーツ公園でのスケッチ [公園・史跡]

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 小瀬スポーツ公園の今ごろのようすです。
少し硬い話がつづきましたので、少しばかり、ほぐしましょう・・・。
 このスケッチ(写真)は、テーマは「微妙な赤」
小瀬スポーツ公園内の、蛭沢川にそって見られる、紅葉したサクラの並木道です。

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 そして「公孫樹な黄」(とてもヘンな造語です)
公孫樹と書いて、イチョウと読まれます。
イチョウの黄色、どこか大陸的ですね。
公孫氏は、2世紀後半ごろの中国・遼東にあった政権覇者の家系。
あるところで、この公孫氏と卑弥呼がつながるとの話を耳にしました。
その中国で、黄色は古代の皇帝のシンボルカラー(?!)。
イチョウをどうして公孫樹とするのかは、知りませんが、
ぐるぐると話がめぐりだす、黄色です。

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 それから「晩秋の空気を移す水色」です。
小瀬のスポーツ公園を南北に貫流する蛭沢川の流れでありました。
 この流れを、ずうっとまっすぐに延長すると、御坂山地の山影の手前に
曽根丘陵公園・甲斐風土記の丘があります。

 急に飛躍しますが、風土記の丘の公園内の中心施設に県立考古博物館があり、
現在、『卑弥呼時代の黄泉世界』というテーマの特別展が開催されています。
 またまた卑弥呼ですが、折しも、昨晩(2009年11月16日)のNHK-TVの
『クローズアップ現代』では、「謎の古代都市は邪馬台国か?」とのテーマで、
奈良県の纏向遺跡で発見された大規模な建物遺構にスポットを当て、
この遺跡で30年ほどかけて調査が続けられてきたなかで得られた情報をもとに、
卑弥呼のいた時代の古代都市の実態から、邪馬台国のなぞにせまる内容を放映していました。
 このように卑弥呼で盛り上がりを見せているとき、九州や中国、近畿などから集められた
同時代の一級考古資料が、すぐそこに見られるってすごいことですね。
この週末には、ぜひ、県立考古博物館、のぞいてみたいものです。

 小瀬スポーツ公園の深まり行く秋についてのスケッチは、ついに、
エートマンのお勧め情報になって The end. となりました。

 山梨県立考古博物館については、次の公式HPをご参照ください。
  http://www.pref.yamanashi.jp/kouko-hak/index.html
 また『クローズアップ現代』について確認される場合は、次のURLからどうぞ。
  http://www.nhk.or.jp/gendai/
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