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塗装工事、やっと始まりました [川と橋の文化誌]

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 「橋の塗り替えをしています」「平成22年3月15日まで」
工事の内容を表示する看板に、こんな文字がおどっていました。
ようやくお化粧直しが始まったようです。
どこの橋のこと・・・?

 まあまあ、じっくりと最後までご覧ください。

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 「橋梁塗装工事」が進められているのは、県道9号・市川三郷身延線が
富士川を渡るところに架けられている、4径間連続トラス橋の峡南橋です。

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 トラスや桁の部分、全体をカバーする足場がかけられ、
すでに部分的に塗装が進められているようです。
(撮影した日は、土曜で休工のようでした)

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 橋の上流側を見ていますが、そちらには歩道がついています。
そして「富士川」と渡っている川の名称プレートがある親柱も・・・。
親柱の上には、この橋の西詰め地域のマスコットである紙漉のお嬢さんの
人形が置かれていました。
いまは塗装工事中で、日が当たらない状況ですが、もう少しの心棒。
春になれば・・・。

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 西詰めから見た塗装工事中の峡南橋です。
橋の上方、ずっと向こうには、ちょっぴりですが富士山ものぞいています。
富士川にかかるトラス橋、どんどん無くなっていきますが、
この橋は、比較的後になって、大きめの幅員でつくられていますので、
今回の塗装によりまだまだ長く役割を果たして行けそう。
春になって、お化粧直しが終わった、きれいなこのトラス橋の姿は、
1つのランドマークとして、またしばらく生き生きとしていくことでしょう。