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石垣についての研究会が来るのに・・・ [調査・説明会・講演会・シンポなど]

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 甲府駅身延線ホームから見た、甲府城跡の稲荷櫓です。
いまでこそ、立派な石垣の上に、見事に復元された櫓が建っていて、
甲府の名所の1つとなっていますが、2001年の秋には、
あの稲荷櫓の下の高い石垣は、解体修理されていたんですよね。
下から見て、目の高さぐらいまで、石垣が外されて、
それから積み直しがされたなんて、信じられない気がします。
 積み直して、地震とかだいじょうぶでしょうかね。
何でも、櫓の基礎にコンクリート製の基礎パイルを打ち込むかどうかで、
たいへんな議論がなされたそうです。
 甲府城では、そうした実績があることから、このほど、
城跡の石垣などを研究する全国会議が甲府にやってくるそうです。

 ああ、それなのにそれなのに、どうやら風邪をひいてしまったよう・・・。
ふたたび、更新が滞るかも・・・。
不徳・不摂生の致すところ、申し訳ありません。

 全国会議のことは、次の県教育委員会学術文化財課のHPに記事があります。
   http://www.pref.yamanashi.jp/gakujutu/maibun/ishigakitaikai.html

(追記:2016年11月20日)途切れていた画像の添付作業を行う中で、記事中のリンクに
   ついても確認を行ったところ、リンク先の記事は当該ページ運営主体によって
   削除されていることが判明しました。ついては、上記リンクはたどらないでください。

車田のおやなぎさん [まつり・行事]

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 今回のは、1月10日に、身延町車田で見た「おやなぎ」さんです。
おやなぎは、地域ごとに少しずつ違っていて、それぞれに特徴があります。

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 上の方の様子です。
真の柱の頂部には、日の丸の扇をかたどったものがついています。

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 枝垂れる柳の枝の取り付け方は、どこも基本的に同じようですが、
それぞれの枝の飾り付けにも、よく見ると違いがあるようです。

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 この日は、風があり、時折強く吹く風に、おやなぎさんは、
「柳に風」のごとく、風下の方に流れていました。
今回の車田は、平成の町村合併の前は、下部町といいました。
その車田のおやなぎさんは、三沢川の河川敷に建てられていました。

波木井のおやなぎさん [まつり・行事]

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 先日(2010年1月9日)、身延町波木井で見た小正月の行事にかかる
おやなぎさんです。
富士川支流の波木井川にかかる波木井橋の北詰近くにある道祖神場?での飾りです。

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 飾りの中心の柱の上部には、弓が付けられていました。

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 別方向からの観察です。
伝統文化を美を感じた、波木井のおやなぎさんでした。

 この土日は、特段の伝統文化を考える時間を過ごす予定です。

どんどん焼き 2010 [まつり・行事]

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 昨晩(1/14)は、小正月の行事、「どんどん焼き」が行われました。
エートマンちの近くの道祖神場です。
どんどん焼きは、この道祖神さんの前で行われたのでありました。

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 このどんどん焼きの炎に当たり、体を温めると、
一年間の無病息災が約束されるということで、
「みんな、風邪をひかんように、よくあたれしー」というのを合い言葉に、
体を温めます。

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 それから、それぞれに持ってきた棒の先にくくりつけた
「おめぇーだま」を焼きます。

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 「燃えてるとこじゃぁ、黒くなっちもうから、おきになったとこで焼けしぃ」
と助言がはいって、わらが一通り燃えておきになったところの余熱で焼きます。
こうすると苦み走った状態で、香ばしく焼けます。
でも香ばしい・・・というより、ネイティブの言語では「いぶっくせぇ」という感じです。

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 どんどん焼きの火の加減は、消防団の皆さんが行います。
上手に、おめぇーだまが焼けるようにおきをつくったり、
多くの人が暖まれるように、大きな火をつくったり、
たいへんなことでした。おつかれさま。
このブログご覧の皆さまも、1日遅れで、よく火に当たってくださいな。

ちょびっと・・・いや、だいぶ・・・ [エートマンの日記]

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 ちょびっと、ご無沙汰をしました。
でも、それはだいぶお待たせをしてしまったからです。
何を・・・それは・・・まあ、とにかくたいへんすみませんでした。

はきい・さねなが さん [エートマン・モードの人物館]

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 横顔がすてきなお方、波木井六郎実長さんです。

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 正面から見て、とてもハンサムなお方でございます。
このお方、どのようなお方か、既にご存知のお方は、
山梨の歴史に相当お詳しいか、敬虔な法華宗信者のお方かのいずれかでありましょう。

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 実は、この波木井さん、身延町波木井にある日蓮宗の名刹、
波木井山円実寺の門前におわしました。
お座りになっておられる基壇に「当山開基」として御名が記されていました。
そうです、波木井さんは、波木井の地を領していたえらい方で、
この円実寺をお開きになったお方です。
法名を法寂院日円とされ、円実寺は、日円さんの「円」と
俗名の実長さんの「実」をつなげ、お寺の名とされているようにお見受けされます。
 この波木井実長さんについては、本日のところは、これくらいにさせていただきまして
また機会を見て、もう少し細かなプロフィール紹介をいたしたく存じます。


(注記)画像リンク修正:2020年3月11日

みさか・76 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 はい、正月2日に見た、東京電力の御坂線76号鉄塔です。
すっごい迫力ですよー。
まさにお正月に見る送電線鉄塔としてピカイチ(?)
(Q:どういう感覚? A:元気がでるですよ、こういうの・・・)

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 昭和60年11月に建てられた、高さ71mもある鋼管鉄塔です。
この鉄塔にも謎がありますねー。
その1・・・なぜ71mもあるのに、赤白でないのかしら。
その2・・・なぜ、前後はそうでないのに、これだけ鋼管鉄塔なのかしら。

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 はじめの疑問に対する答えは、みつかりません。
2つ目の疑問は、この写真が答えてくれます。
それぞれ2回線の送電線3系統を支えるのです。
しかも、一番上をのぞく2系統は、ここで方向を変えていきます。
こういう状況は、この鉄塔にとても大きな力を求めることになるのです。
だからより大きな力に耐える鋼管によって鉄塔が建設されているのですね。

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 上の撮影方向で、向かって左側の根元の方の回線表示です。
3系統分の回線番号の表示が付けられていて、これでそれぞれの路線名がわかります。
一番上が御坂線(第2号回線)、これはこの鉄塔の前後を真っ直ぐにつたわっていきます。
2番目は、甲府線で、そして一番下が玉諸線(ともに第1号回線)。
どれも山梨のあちこちに電力を中継する大切なライフラインです。

さかかつ・70 ふたたび・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 もう一度、酒-勝線70号鉄塔のお話しです。
この鉄塔の腕金(鉄塔の躯体から横に突き出て送電線を支える部分)、
下の方に、空きになっているところがありますよね。
これって何かなぁ~、って思うのですよ。
ひょっとしたら・・・、あれかなぁー。

 このブログ、以前からお付き合いの皆様方には、謎の「酒-市線85号鉄塔」のこと
ご記憶ですよね。あれですよ、あれに結びついていたのでは・・・。
どうでしょうか??!!

 謎の鉄塔「酒-市線」85号鉄塔について、もう一度確認されるのには、次の記事をどうぞ。
1)謎の鉄塔の謎が・・・ (2008年9月9日
2)謎の鉄塔の謎の続きです(完結編) (2008年9月10日
3)謎の鉄塔の関連情報 (2008年9月11日

さかかつ・70 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 ちょっとあやしげな写真になりましたが、
JR東日本の専用送電線である酒-勝線の70号鉄塔です。
酒-勝線という名称は、酒折変電所と勝沼変電所を結ぶという意味ですが、
鉄塔番号は東京よりから振られており、この70号鉄塔は、最終の鉄塔、
すなわち、酒折変電所への引き込み鉄塔になります。
 そして、おまけですが、鉄塔の少し右手に、シルエットで見える建物、
それは箱根駅伝などで名を馳せた山梨学院大学の学舎であります。

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 酒-勝線70号鉄塔の回線表示であります。
2回線のうち、1号回線は三角の鉄板を打ち抜いて「1」を表し・・・

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 こちらは丸い鉄板を抜いて表示される2号回線となります。

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 酒-勝70号鉄塔と酒折変電所の位置関係を見てください。
左端に70号鉄塔がたち、そこから手前の変電施設に接続しているのです。
そして、この変電所の向こう側にJR中央線と身延線が平行して存在し、
そこへの給電ルートが設けられています。

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 こちらは訪れたのは、正月2日、とても良い天気でした。
酒折変電所越しに富士山もよく見えました。

酒折駅前の・・・です [時計塔および類似施設]

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 一昨日(1月2日)、酒折宮参拝の後に立ち寄った、
JR中央線酒折駅前で見た時計塔です。
 一昨日から昨日にかけ、関東の大学の対抗で行われる正月恒例の「箱根駅伝」で、
第3位と健闘した山梨学院大学については、こちらが最寄り駅となります。