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初めてのお参り・・・酒折宮 [神社まいり]

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 新年に初めてのお参り、という意味では「初詣」ということになりますが、
生をうけてよりこの方、初めてのお参りでもありました。
あんなに有名な神社さんなのに、いささかの抵抗がありまして、
お参りをためらってきたところもあります。

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 この神社を有名たらしめているのは、何といっても「日本武尊(倭武尊;ヤマトタケルノミコト)」
にまつわる「連歌発祥」の伝説です。
昨年(2009年)11月に、境内の一角に新たに、「新治筑波を過ぎて・・・」の
問答の部分を刻んだ石碑(歌碑?)が建立されました。

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 さて、お参りの方ですが、拝殿まで進み、二礼二拍手一拝のお参りをしました。

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 そうしたお参りだけでは済まないのが、エートマン流です。
拝殿の神号額です。かっこいい書体で「酒折宮」と書かれています。
その先の本殿は、ちょっとアプローチ困難でしたので、省略です。

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 参拝を終えたあと、境内で見逃せなかったのが、この山縣昌貞(大弐)さんによる
「酒折祠碑」(宝暦12年:1762年造立)と、もう1つ・・・。

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 寛政3年(1792)の、本居宣長の撰になる「酒折宮壽碑」。
どちらもよく似ているのですが、ともにヤマトタケルノの故事を顕彰するような
内容の漢字ばかりの石碑で、それ自体も有名になっています。

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 ヤマトタケルが出てくると、とてもすごく古いお宮さんのように思われますが、
境内をささっと拝見した限りでは、この石灯籠が一番古いのかなぁー、という感じでした。
灯籠の竿の部分には、「奉納御寶前 / 慶安四辛卯年」とあり、1651年の造立ということになります。

 と、まあ、お参り何だかなんだか・・・ということでした(いつもながらですが)。