artificialな冬の木々 [公園・史跡]
CRAFT PARK クラフトパーク。
身延町下山にある、富士川流域につたわる伝統工芸を
アピールすることを1つのねらいとした、県立公園です。
そのメインアクセスのロータリーに、トピアリーにより公園名が表現されています。
まあ、これは“まくら”でして、これもある意味、アーティフィシャルですが、
この後の中身は、もっともっとです(・・・と勝手に思っています)。
じゃん! 背の高いポプラの並木風植栽。
ポプラという木の名前は知っていたのですが、
実際の目の前に見た木の名前がそれだとは、なかなかわかりませんでした。
ネームプレートなしには・・・・ぜったいに。
背高のっぽの自然樹形。それを並べることで、アーティフィシャルになっています。
青い空が、いっそう冬のこの木の樹形を引き立てていました。
もう1つ、さらにアーティフィシャルに。 メタセコイアです。
メタセコイアの自然樹形です。
夏のやさしい緑に包まれているのもいいですが、冬の姿もなかなかです。
そういえば、このメタセコイア、標準和名を「アケボノスギ」とされていますが、
こちらの命名者は、自然科学の研究をこよなく愛された昭和天皇によるものだといいます。
手前の円形プールは、水が抜かれ、噴水のための機器がさらけ出されていますが、
そのプールを含め、シンメトリーな世界をつくっています。
メタセコイアを中心に生み出されたシンメトリーを崩しているのは、
背後に見える粟倉山の姿でありました。
それをさておいて、いやそもれ大目に見て、とてもきれいな空間がそこにありました。