春の・・・ポスター [消防防災の巻]
「灯台下暗し」という言葉がありますが、まさにお膝元に目が届いていませんでした。
このポスター、職場の廊下に面したもの入れのドアに貼ってありました。
「2010 春の火災予防運動」のポスターであります。
お約束の標語(全国統一防火標語)の「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」は、
このポスターでは、下の方に追いやられた感じがしました。
そして・・・。
変わりに目立つ位置にきているのが「住警器」の文字。
「住警器」って何だろうと思いましたが、ポスターに写っている女性が
手にしている物を見て、すぐに合点がゆきました。
念のため、ネット検索すると、総務省消防庁の公式ホームページに導かれ、
「住宅用火災警報器」の略称だということが、何となくわかりました。
ということで、前回の記事の中のポスターの続編のようなお話しでありました。
火の見ちゃん40 [火の見櫓]
身延町久保で見た火の見櫓です。
四角い平面形の望楼に、四角の屋根・・・。
よく見ると、たいへんていねいな造りの、小じゃれた火の見櫓だと思われました。
キョロキョロとなめるように観察しましたが、
とくに建設年代を明らかにする手がかりは、見つけられませんでした。
少し離れた場所に、消防の詰め所がありました。
「下部第二分団第四部」という表示がありましたが、これには身延町消防団と
頭に付くのが省略されています。
今回で40回目となった火の見櫓は、身延町消防団下部第二分団第四部の皆さんが管理される
火の見櫓だったのであります。
詰め所の窓ガラスに、防火啓発用のポスターが貼ってありました。
「消えるまで / ゆっくり火の元 / にらめっ子」は、平成21年度の火災予防運動の標語です。
よく見ると、このポスターは、秋の火災予防運動の際の啓発用ポスターのようです。
折しも、3月1日から、消防記念日の3月7日まで、春の火災予防運動が繰り広げられています。
このところ、人の命が絡む火災が、全国各地で頻繁に発生しているようです。
みんなで、火の元に注意し、火災をなくすように心がけたいものです。
ポスターの隅っこに、「消太」くんがいました。かわいいです。
消太くんを取り巻くように2つのメッセージが添えられています。
1つは、「備えましたか 住宅用火災警報器」で
もう1つは、「悪質な訪問販売に注意して下さい」とありました。
そう、これからは、一般の住宅でも火災警報器を備えないといけないようです。
全国的に見ても山梨県は、とくにその普及の割合が低いそうです。
そういえば、わが家もまだだなぁ。前向きに考えることにします。