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「富士川町」誕生の日 [エートマン的記念日]

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 富士川との表示のある、ある橋の親柱です。
この橋の下を流れるのは、当たり前ながら富士川です。
実は、この橋、旧鰍沢町の箱原と鹿島を結ぶ 鹿島橋です。
ちょうど1年前のこの日の記事で、鹿島橋がトラス橋としてあった時の
橋脚が解体撤去されているという話題をのせていました。

 そして今日、またとりとめもなく、鹿島橋の親柱が出てきたのには訳があります。
そうです、この鹿島橋がある旧鰍沢町は、北隣の旧増穂町と本日付で合併し、
新たに「富士川町」が誕生したのです。
旧鰍沢町も旧増穂町も江戸時代の富士川舟運がもたらした繁栄の歴史に
ずっと支えられてきた一面があるので、新しい町の名前にも
この「富士川」が冠せられたものと思われます。
 「平成の大合併」といわれた全国的な市町村合併の最終になるともいわれていますが、
それは、合併の特例が、今月末で切れるから、その後は自治体の合併はそうは進まず、
ひとまず一段落という段階にきているからのようです。
 この日の富士川町の誕生により、平成の大合併前は、64あった山梨県内の市町村の数は、
半数以下の27という数字で落ち着くことになりました。
 ともあれ、おめでたいことで、新しい町のつつがない行く末、いっそうの発展を
ここに心より祈りたいと思います。

 なお、本日の地元紙「山梨日日新聞」の特集記事の一部が、
ネットでも見ることができまして、そのURLをここに貼り付けておきます。
  http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/03/08/15.html
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