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夢見る“さんそん” [おおっ!]

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 市川三郷町の、県道409号四尾連湖公園線に沿った、静かな山村です。
冬の陽を受けて(実はこの1月に取材したもの)、夢見るように感じられました。

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 こんなふうに画面を加工(トリミング)すると、南米の古代山岳都市、マチュピチュみたいです。

 そうそう、今回の記事のタイトル「夢見る“さんそん”」は、1965年ごろヒットした
フランシス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」をもじっているオヤジギャグ・・・。
いってしまってから、ちょっとはずかしい・・・。なお歌のタイトルはYouTubeにリンクしています

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 ともかく山村のようす、よく見ると兜屋根の家や、
突き出し屋根を持つ家などが混在しています。
この地域の伝統的なものが静かに流れているようです。

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 冬の山は、「山、眠る」というようです。その前の秋は「山、装う」、夏は「山、滴る」ですね。
それは、これから春。冬の間、眠るようにしていた山の木々も一斉に目覚め、
それぞれに芽を吹き、花を咲かせ、葉や枝を伸ばしていきます。
そんな風な時期のお山を「山、笑う」というそうです。
もうすぐ、山は笑い出すのですね。

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 それで、あと、笑ってばかりいられません。
冬の間、洞穴や木のうろなどに籠もって夢見ていた、森のクマさんも活動開始となります。
この地域は、これから時に、クマに襲われるというニュースが聞かれることもしばしば。
山笑う季節に、こころして向かい合いましょう・・・、というのが今日のお話しでした。
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