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甲府・北口3丁目のガスタンクをめぐって [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 先日(2010年4月6日)の記事「普通列車・富士行き あっと甲府」において
最後にもう1つ付け加えようとしていた写真がありました。
それがこれです。
身延線の電車見たあとで、EH-200 ブルーサンダーが上り線を加速しながら
甲府駅を出て行くのを見かけたので、そのことも付け加えようとして、そのままになっていたのでした。

 ところで、この写真の左端にも写っているガスタンクをめぐって、
新たに知り得たことが2つありました。

 1つは、ずっと東京ガス(株)の甲府支店だと思っていたのが、
最近変わっていたことです。
2009年10月1日付けで、東京ガス山梨株式会社ということになっていたのでした。

 それから、もう1つは、その東京ガス山梨(株)の敷地の中にある
あのガスタンクの模様についてです。
いつからか、いま見る形にかわっているのは承知していたのですが、
いつ変わったのか、どんな経過があったのか、ほとんど気にしないでいました。
でもこのほど、このブログの読者、ryuさんからいただいたコメントによって
はたと気になり出しました。

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 こちらは、手元のファイルをひっくり返して探し出した、
少し前までのガスタンクのペイント状況です。

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 明るい緑系の地色に、甲府市の鳥・カワセミと、国の特別名勝になっている
御岳昇仙峡とをデザインして描き出していました。

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 そしてこれ、本日撮影のガスタンクです。

 さて、このガスタンクのペイントについてですが、ネットで検索してみると、
このような塗装に変わったときの地元紙の記事を掲載しているサイトが見つかりました。
そして、その記事によると、
 1)いあまるガスタンクは1985年に設置されたもので、直径約21m、容量は5000kl。
 2)12年に一度塗り替えられていて、1997年に塗り替えの際にはカワセミと昇仙峡が描かれた
 3)2009年9月に新塗装がお目見えする(日付は不詳ですが予告記事のようでした)
 4)新しいデザインは、舞鶴城公園や市が整備した歴史公園などの周辺景観に配慮したもの
 5)具体的には、お城の石垣や漆喰塀、屋根瓦などの色を用いた抽象的デザインとなる
 6)新デザインは「甲府駅北口まちづくり推進委員会」の意見を踏まえたもので
   北杜市の美術家・冨永泰雄さんによる「KOSHU COSMOS」と名付けられたデザイン
ということがわかりました。
なお、当該記事があったのは、冨永泰雄さんのWEBサイト「art work POTMAN」でありました。

 さらにまた、検索作業のなかで、全国のガスタンク情報を集めた「ガスタンク・マップ
というサイトがあることも知ることができました。
ガスタンク1つとっても、なかなか奥が深いですね(・・・エートマンの正直な感想です)。
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