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「発掘された日本列島2010」にもいきました [博物館・展示会]

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 昨日(2010年7月14日)のこと、江戸東京博物館にも出没しました。
お目当ては、こちらの企画展示室。展示室の入口の上にタイトルが出ていました。
全国各地の遺跡調査の成果を持ち寄った展示会で、この江戸東京博物館が皮切りとなる巡回展。
なかなか見応えがある感じがしました。
展示室を入って最初に迫る大型の埴輪群。
古墳に建てられてしばらくして襲った大地震で、古墳のマウンドが崩壊し、
墳頂辺りから滑って落ちた埴輪群がそのまま埋もれていた、という発掘成果でありましたが
地震国日本の地下の文化遺産にもそうした痕跡が残っているのだなぁと・・・。

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 それから、このところ注目を増している奈良県天理市の纏向遺跡。
卑弥呼の都かもしれない・・・。邪馬台国畿内説・・・。
そうしたことで多くの人々の関心を惹きつけています。
オタク的には、この写真に見るような全国各地域の土器が集まっていること。
わが山梨でよく見られる上段右端の、S字口縁台付き甕なんてのをじっくり見たりして、
卑弥呼の時代に思いを馳せたのであります。

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 それから、かわいらしい水鳥のような埴輪・・・。
親鳥の上に子の鳥が乗っているなんてのもありましたよ。

 この展示会は、江戸東京博物館で7月25日(日)まで(詳細はこちら)で、その後は、
青森県・宮城県・大分県・香川県・大阪府などの会場を巡回します。
皆さんも一度いかがですか・・・?!
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