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解体工事が始まった・・・てきなん中の校舎 [忘れないように]

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 お盆中の日曜日(2010年8月15日)に、近くの米倉山に行き、
地域のようすを眺めることがありました。
これは、米倉山北側中腹から見た、笛南中学校のRC3階建て校舎を主に見たものです。
校庭には、プレハブの仮設校舎も建てられています。そして順次解体が進み、
やがて、この建物は、消えて無くなります。

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 上の写真の校舎屋上の中心部をクローズアップしたものです。
丸い時計の上に、あの懐かしい校章があります。
屋上に上がる階段室の右手に、解体作業用と思われる小型の重機が
上がっているのが確認できました(中央やや左側のは、背後のリサイクル店の重機、無関係です)。

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 校舎西よりの階段室を示す黒い部分の真上やや左側の屋上にも、
これまた解体工事用と思われる小さめバックホーが見られます。
それから、この写真でもはっきりわかりますが、屋上の周囲に張りめぐらされていた
転落防止用の緑色をしたネットフェンスは、もう取り除かれています。
つまり、もう少しずつ解体作業が始まっているのです。

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 こちらの写真は、今年の元日(2010年1月1日)に、やはり米倉山から見た校舎です。
冬なので、空気が澄んでいるのがわかりますが、まだ校庭に仮設校舎の陰もない
在りし日の、あの校舎の姿を見ることができます。
(この写真と1点目の写真は、画像をクリックすると拡大写真が見られます、見比べてみて・・・)

佐久神社境内の一戸さんの書になる・・・ [忠魂碑の類]

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 笛吹市石和町河内に鎮座する佐久神社の境内にそれはありました。
端正な姿の忠魂碑であります。

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 碑面の中心部をクローズアップしました。
「陸軍大将 一戸兵衛書」とあります。

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 そして、いつものように裏面を気にしてみました。
1928(昭和3)年12月の建碑で、帝國在郷軍人會・富士見村分會によるものだとわかりました。

 一戸兵衛さんの書になる忠魂碑ですが、今回の佐久神社境内のものを観察したのは、
2006年の8月28日のことでした。
ずうっと忘れていたのですが、ひょんなことから思い出し、メモとして残す次第です。
 なお、これまでエートマンが見てきた、山梨県内の一戸さんの忠魂碑は、
今回と同じ1928年で11月の建碑の藤田村分會のもの
それから下曽根村のもの(年未詳)宮本村分會の、やはり1928年11月のもの
とこれまでに3例を確認しています。

旧七月七日の、ほぼ上弦の月 [月や宇宙・宇宙開発]

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 今晩18時30分頃の撮影です。この時点で、月齢は6.3
今月25日が「望」です。
それから今日は、旧暦で7月7日。旧の七夕の宵の上弦の月でした。
画像がよくないのは、腕のせいもありますが、うっすらと雲が広がっていたのもあります。

どうでもいいけど・・・55555 [エートマンのウェブメモ]

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 本日(2010年8月16日)の午後2~3時ごろ、このブログに設置してあるカウンターの
カエルさんが go! go! go! go! go! って、気勢を上げましたとさiモード(枠付き)

あるイタリアンレストラン閉店後のその場所は・・・ [見てきたよ]

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 そうそう、ここでしたねぇー。
この2月末までは、全国展開のイタリアンレストランがあったところ。

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 その閉店後の状況を知りたくて、先日、近くまで寄るついでがあったので、
その場所を眺めてみました。
写真のほぼ真ん中に電柱が映り込んでしまいましたが、意図的です。

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 その電柱に付けられて広告付きの地名看板です。
「響が丘」 そうそう、ここは甲斐市龍地の響が丘とよばれる新興の
居住プラス商業地域の一角です。

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 で、結論ですが、あのカプリチョーザ響が丘店だったところは、
いまは、このような内容のお店になっていました。

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 そうそう、あのサンルーム越しに、送電線鉄塔を見ながら、最後のイタリアンを
味わっていたのでしたっけ。

 なお、この記事には、次の親記事が存在します。
合わせてご参照ください。
[次項有] 「バイバイ、カプリチョーザ(山梨最後の・・・)」2010年2月23日

甲州街道駅ホームの上に見えたRST [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 夏休み大冒険の途中で観察したRSTについてメモします。
多摩モノレールの甲州街道駅のホームの前後左右には、送電線と送電線鉄塔が見られるのですが、
とくにホームのすぐ北側にある送電線鉄塔についてです。
それは、ホームの屋根越しに、ちょびっと見えているものです。

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 それをもう少しよく見える場所はないかと、うろうろしたところ、
これが一番よく見える状況でありました。
この鉄塔は、前回の記事でとりあげた東京電力の送電線・桜ヶ丘線19号鉄塔の
写真を見てもわかるように、桜ヶ丘線に併架されている送電線(路線名は未確認)を
そこで左右に分岐させているものであります。

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 もう少しよく見てください(これもクリックすると別画面で拡大表示されます)。
この写真の中に、今回テーマとするRSTが確認できるのですが、いかがでしょうか。
こうした枝分かれがある鉄塔では、RSTの表示って、とても重要なんだろうと思われます。

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 一番上の回線での表示です。
赤い丸・・・すなわち round で、位相は「R」です。

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 真ん中の回線は、白い三角・・・すなわち triangle で、位相は「T」

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 そして一番下、黒い四角・・・すなわち square で、こちらの位相は「S」
そう、一般的には、三相交流の3つの位相は、「R」「S」「T」ですが、
ここでは、上から「R」「T」「S」となっているようでありました。

中央高速バス脱出・・・渋滞情報によりJR中央線へ・続編 [鉄道・電気機関車]

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 前回の記事の始まりと同じ写真(再掲)です。
今回は、移動の際のようすをちょっと細かく取り上げます。
 すでにお話ししたように、日野バス停で中央高速バスを離脱し、
側道から市道に出て北に向かい、都道(南側延長は神奈川県道である)503号相模原立川線に出て、
見上げるとそこに多摩都市モノレールの軌道があるのです。

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 まずは、モノレールの軌道の橋脚に付けられていた建造に係るプレートです。
これにより、東京都により「多摩都市モノレール構造物設計指針」が定められ、
この指針によって設計され、建造されたことがわかります。
 ところで、このプレートには、一際大きな文字で「東京都」というのが確認されますが、
モノレールの事業主体はどうなっているのか、東京都はどんな役割を果たしているのか、
ちょっとばかり気になって、多摩モノレールの公式HPをのぞいてみました。
その中に次のような説明がありましたので、少々長いですが、引用します。

  多摩都市モノレールの建設は、東京都と弊社が一体となって行う事業です。
  東京都は、橋脚や軌道桁などのインフラ部分を担当し、弊社が運営基地や
  変電所、車両など、主として運行に関わる部分を担当しています。

 この中の弊社というのは、多摩都市モノレール株式会社のことで、この会社の株式の
80%近くは東京都が保有しているそうです。

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 そのモノレールの高架軌道の向こう側に、てぷこさんちの送電線鉄塔が立っていました。

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 桜ヶ丘線の19号鉄塔のようでありました。

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 都道503号に沿ってちょっとだけ歩くと、すぐにモノレールの駅が見えてきます。

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 その名も、「甲州街道」駅でした。
実際の甲州街道・国道20号は、中央自動車道を越えて、約1kmほど南側ではありますが。

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 エスカレーターを上がって、ついにホームまで。
運行は、「ゆりかもめ」まではいきませんが、かなり自動化されていて、
ホームと線路はフェンスで仕切られおり、乗降口は、スライドドアになっています。

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 向かい側のそのフェンスには、こんな表示が出ていました。
多摩都市モノレールと中高高速バスは、この駅で接続されるというような意味合いでありました。

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 待つことしばし、反対側、すなわち多摩センター行きが到着しました。

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 そうこうしているうちに、当方が向かおうとしている立川駅方面の列車(でいいのかな)
が間もなく到着となりました。

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 上北台行きです。
この写真の上北台行きのフロント、よく見ると面白いですよ。
ホームのお隣上方にある送電線鉄塔の姿が、一部ですが映り込んでいます。
別画面で大きく見られますので、画像をクリックしてみてください。

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 先頭車両に乗り込み、初めての多摩モノレールを堪能しました。
甲州街道駅を出てしばらく、多摩川に差しかかるところです。

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 モノレールの車窓から見た多摩川の流れ、下流側です。

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 再び視線を前方に戻すと、最初の駅、「柴崎体育館」が近づいてきました。
目指す駅は、その次の「立川南」です。

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 そしてついに立川南駅でおり、ペディストリアンデッキづたいに、JR立川駅を目指します。
もう目の前のビルが駅の入口なのです。
甲州街道駅から立川南駅まで、料金200円、所要時間5分ちょっと。
短い時間のことでしたが、エートマンにとっての夏休みの大冒険でした。

中央高速バス脱出・・・渋滞情報によりJR中央線へ [鉄道・電気機関車]

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 中央高速バスで上京したという話がまだまだ続いています。
上野原B.S.を過ぎて、しばし眠りについていたのですが、
日野B.S.の手前辺りで目が覚めました。
寝ぼけ気味で聞いたバスの運転手の説明に、ちょっとドキっ。

  この先、事故で渋滞があり、新宿まではこれから2時間くらいかかりそうです・・・。

 えっ、それでは遅れてしまわないだろうか。何とかだいじょうぶかも知れない・・・。
でも、何度も通っている景色の中で、2時間も拘束されるのも考えものだなぁ・・・。
そんなふうに、寝ぼけ状態を解消しつつ、考えをめぐらせていたところ、
バスの運転手からさらに追加情報がアナウンスされました。

  お急ぎの方は、今度の日野バス停で降り、モノレールを経由して、
  中央線立川駅からJR線をご利用くださるようご案内します。

 そう、そうか、そんな手があったのか・・・。

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 こちらに、そのルートを図解しました。
何かの参考になれば、幸いです。

中央高速バスの車窓から(3) 上野原市内・発電所など編 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 ブログのアップには時間がかかっていますが、実際の高速バスは、
この辺りまではたいへんスムースで、すでに上野原市内に入ってきています。
 ここでは、東京電力の主要水力の1つで、かつ歴史のある八ッ沢発電所の
導水施設がメインテーマです。
 現在の発電所には、4本の耐圧鋼管よる導水管で、発電するポテンシャルエネルギーをもった
たくさんの水が落とし込まれているのがわかります。
でも、よく見ると、当初は、もう少し細い導水管が6本ほど設置されていたようすが確認できます。
(画像をクリックすると別画面で大きくご覧いただけますので、それでご確認ください)

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 バスは進んで、上野原バス・ストップ。
ここまで乗車専用できていて、上野原バス停は上りでは最終の乗車専用となっています。
言い換えれば、この次からは、下車専用となります。
ここで、最後の乗客があり、しばし停車。その間、鉄塔観察です。
(ここでのバス停情報は、新宿甲府線についてのお話しです)

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 これは、八ッ沢線という送電線だと思われます。

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 というのも、上野原B.S.の少し手前にあったこちらの鉄塔。
まったく同じような腕金の構造していますが・・・

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 こちらの鉄塔には、八ッ沢線8号鉄塔だという表示が見られたからです。
それにしても、これらの鉄塔の腕金部を見ると、上下に2系統を支持できるようになっていますが、
下側の2回線のみ送電線が張られていますが、上の方は何もついていません。
普通、上の方の路線名が鉄塔の番号としてプレート表示されるのですが、
その辺のところがナゾです。
上の方は、これから張られるのでしょうか、それとも
張られていた送電線が何かの事情で撤去されたのでしょうか、それとも・・・。
新たなナゾのことなど考えながら、ぼんやり車窓からの景色見ているうちに眠気が・・・。


ひらめき関連過去記事
1 「鯉のぼりと発電所」2010年5月5日
2 「山梨県上野原市・大野貯水池」2010年5月6日

中央高速バスの車窓から(2) 大月市内・送電線鉄塔編 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 このほど新宿に向かう中央高速バスの車窓から、エートマンの心に映った光景。
その第二弾は、大月市内編です。
こちらは、いわずと知れた東京電力の重要な送電線網の1つ、葛野川線の鉄塔です。
50万ボルト送電を支える超高圧送電専用鉄塔ですから、鉄塔高も優に60m超(未確認ですが)。
赤白の塗装がされ、さらに夜間は、赤色ランプが点灯し、対空標識となっています。

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 それで、葛野川線をくぐる少し手間に戻りまして、
葛野川線と重なるように笹子川を渡るJR大月-勝沼線が見られます。
すでにお伝えしていますが、ここにも架空地線に、赤と白のボールが付けられています。
上方に左右に渡るのが葛野川線でして、その下の方に、大勝線わかりますかぁ。
かなり無理でしたね。では次で・・・。

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 新宿方面に進行しながらもう少しクローズアップしてみました。
赤いボールが画像に取り込めました。

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 これまでは、大月市笹子町を通過のメモ。そしてここからは、大月市初狩町。
笹子川の左岸を行く笛駒線の、赤白に塗り分けられた鉄塔を見ています。
これも、以前にこのブログにのせてましたっけ。新鮮味無くすみません。

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 先に進みましょう。今度は、大月市富浜町地内を通過中。
ファインダーをほとんど見ないで、振り返り気味に撮影でした。
なので画面が相当に傾いていました(時計方向に30度くらい回転してます)。
で、これは何を撮りたかったか・・・。

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 テーマをわかりやすくするために、中心部分を切り出しました。
左手の手前に見えているお山は、「猿橋の城山」(標高544.6m)といわれるものです。
それから画面中央やや右の少し遠いお山ですが、標高970.0mの九鬼山と思われます。
山頂から少し右側に視線を移すと、おお、富士山が見えるのです。
そして富士山と同じ方向、ずっと手前には、東電の駒橋線かと思われる送電線の鉄塔が写りました。
 ちなみに、あの九鬼山の真下を東西にトンネルで、山梨リニア実験線が通過しています。

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 さて、もう一つ大月市富浜町辺りでのこと、分岐の見られる赤白鉄塔が見えました。
この鉄塔は駒橋線(未確認、たぶん・・・です)の21号鉄塔で、
そこから分岐線が出ていて、中央自動車道より南側に延びているのでした。
後で、国土地理院の地図閲覧サービスなどで確認したところ、
分岐線の末端には富浜変電所が存在していることがわかりました。
またまた現地チェックに参上する課題ができました。