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中央高速バスの車窓から(1) 甲州市内・対空標識編 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 この前の土曜日、中央高速バスに乗って上京しました。
行きは朝、帰りは夜。なので、勝負は新宿行きのタイミングのみ、がんばっちゃいました。
車窓から何を見てきたのか、数回に分けて報告します。
全席座席指定の南側窓際の席、このため、写真はみな逆光になり、見にくいですがあしからず。

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 1点目の写真とこちらの2点目は、中央自動車道の富士川上流日川渓谷に係る
コンクリート製ラーメン橋を見ていますが、ほんとのねらいは別・・・。

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 これですよ、これ。
中央自動車道の路線に並行するように、JR東日本の送電線・大月-勝沼線が通っていて
この辺りは、谷の一番下から送電線までの高さが60m超なので、
送電線の上部に張られている架空地線に、こうしたボールが付けられているのです。

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 この辺りに、赤と白のボール、すなわち対空標識が付けられているのは、
すでにこのブログの記事で取り上げていますが、中央道を通過しながら見るといいだろうな、
ずっとそう思っていたものですから、この際、撮影を試みたのです。
でも、あいにくの曇り空、光が足りず、シャッター速度を上げてなかったので、
かなりブレブレとなりました。

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 こちらは、大月-勝沼線の80号鉄塔です。
この鉄塔の前後の区間、すなわち79号から81号鉄塔までの間に、対空標識がついています。

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 しつこく撮りました。
ここまでは、80号-81号鉄塔間を見てきましたが、こちらは80号鉄塔の先(大月寄り)の
79号-80号鉄塔間の対空標識の状況です。

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 バスは進み、間もなく笹子トンネルに入ります。
進行方向右手の段丘の上に、赤と白に塗り分けられた鉄塔が現れました。
この赤と白の塗り分けも、典型的な対空標識であります。

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 同じ鉄塔の腕金部です。
この鉄塔の存在、ずうっと前から気になっていたのですが、
未だに路線名を確認していません。
東京電力の笛駒線から分岐したもので、中央自動車道の笹子トンネルの
専用変電所に給電しているようです。笛駒線から分岐した後、日川渓谷を渡るため、
渓谷に面した鉄塔が赤白に塗り分けられているのです(たぶん60mは越えてないと思いますが)。

 以上、ここまで笹子トンネルまでの、高速バス車窓からの対空標識を特集しました。