中央高速バスの車窓から(3) 上野原市内・発電所など編 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
ブログのアップには時間がかかっていますが、実際の高速バスは、
この辺りまではたいへんスムースで、すでに上野原市内に入ってきています。
ここでは、東京電力の主要水力の1つで、かつ歴史のある八ッ沢発電所の
導水施設がメインテーマです。
現在の発電所には、4本の耐圧鋼管よる導水管で、発電するポテンシャルエネルギーをもった
たくさんの水が落とし込まれているのがわかります。
でも、よく見ると、当初は、もう少し細い導水管が6本ほど設置されていたようすが確認できます。
(画像をクリックすると別画面で大きくご覧いただけますので、それでご確認ください)
バスは進んで、上野原バス・ストップ。
ここまで乗車専用できていて、上野原バス停は上りでは最終の乗車専用となっています。
言い換えれば、この次からは、下車専用となります。
ここで、最後の乗客があり、しばし停車。その間、鉄塔観察です。
(ここでのバス停情報は、新宿甲府線についてのお話しです)
これは、八ッ沢線という送電線だと思われます。
というのも、上野原B.S.の少し手前にあったこちらの鉄塔。
まったく同じような腕金の構造していますが・・・
こちらの鉄塔には、八ッ沢線8号鉄塔だという表示が見られたからです。
それにしても、これらの鉄塔の腕金部を見ると、上下に2系統を支持できるようになっていますが、
下側の2回線のみ送電線が張られていますが、上の方は何もついていません。
普通、上の方の路線名が鉄塔の番号としてプレート表示されるのですが、
その辺のところがナゾです。
上の方は、これから張られるのでしょうか、それとも
張られていた送電線が何かの事情で撤去されたのでしょうか、それとも・・・。
新たなナゾのことなど考えながら、ぼんやり車窓からの景色見ているうちに眠気が・・・。
関連過去記事
「鯉のぼりと発電所」2010年5月5日
「山梨県上野原市・大野貯水池」2010年5月6日