甲州街道駅ホームの上に見えたRST [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
夏休み大冒険の途中で観察したRSTについてメモします。
多摩モノレールの甲州街道駅のホームの前後左右には、送電線と送電線鉄塔が見られるのですが、
とくにホームのすぐ北側にある送電線鉄塔についてです。
それは、ホームの屋根越しに、ちょびっと見えているものです。
それをもう少しよく見える場所はないかと、うろうろしたところ、
これが一番よく見える状況でありました。
この鉄塔は、前回の記事でとりあげた東京電力の送電線・桜ヶ丘線19号鉄塔の
写真を見てもわかるように、桜ヶ丘線に併架されている送電線(路線名は未確認)を
そこで左右に分岐させているものであります。
もう少しよく見てください(これもクリックすると別画面で拡大表示されます)。
この写真の中に、今回テーマとするRSTが確認できるのですが、いかがでしょうか。
こうした枝分かれがある鉄塔では、RSTの表示って、とても重要なんだろうと思われます。
一番上の回線での表示です。
赤い丸・・・すなわち round で、位相は「R」です。
真ん中の回線は、白い三角・・・すなわち triangle で、位相は「T」
そして一番下、黒い四角・・・すなわち square で、こちらの位相は「S」
そう、一般的には、三相交流の3つの位相は、「R」「S」「T」ですが、
ここでは、上から「R」「T」「S」となっているようでありました。