芦川沿いの県道で、どうも工事 [エートマンの道路等交通情報]
またまた仮設橋、青いダブルワーレントラス(別名ラチストラス)橋を見ました。
見た場所は、一般県道36号・笛吹市川三郷線の、市川三郷町高萩地内です。
仮設で渡っている川は、富士川の支流の1つ、芦川です。
何度見ても、すごい橋だなぁと感激します。
もっとも今回は、前回ほど径間長は長くなかったようですが。
で、何も知らぬ間に県道を走っていると、いつの間にかこの橋を渡ってしまい、
あわてて車を止めて撮影開始。目的は、どんな工事が行われているのかです。
どうやら、対岸を走っていた県道は、急傾斜地を通過しており、危険性が増し、
何らかの安全対策をする必要が生じたようです。
さらに視線を下流方向に向けてみると、山と川が極端に接近し、
工事の安全を図る課題が合ったと見えて、河川敷に大型の土嚢が積み上げられています。
まだ渇水期ではないけど、こうした河川に障りながらの工事が実施されている・・・。
かなり緊急性があるようです。
よく見ると、重機の他に、のり面で作業する職人さんたちの姿も見られます。
どうやら落石防止用の金属ネットを片付けているみたいです。
下流側にも青い仮設橋が架かっていました。
こちらは、ダブルではないワーレントラスになっています。
この青いのは、組み合わせ式なので、組み立て方でダブルにもなる、とても便利なもののようで、
下流側は、径間長がより短いためにダブルにしなくてもよかったようです。
その下流側の仮設橋をちょうど、対岸の工事現場から出た廃棄コンクリート塊を搬出する
ダンプトラックが通行していきました。
それを見届けた後、エートマンも車に戻り、ダンプの後を追うように
さらに下流を目指したのですが、通行の際に下流側の仮設橋の先で見た
工事に関するインフォメーションで、洞門の建設工事だと理解しました。
そう、この記事のタイトルは、「・・・どうも工事」ではなく、洞門工事だったのです。
訂正? しません、はじめからダジャレです。
最後にマップで確認。
工事中のマークを貼り付けた区間が工事区間。
赤で示したのが、2つの青い橋が用いられた、仮設の迂回路です。