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進む山梨リニア実験線工事 [やまなしリニア]

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 甲府市横根町の高い場所から見た甲府盆地南部とその背後の御坂山地。
そして御坂山地の向こう、画面中央ですが、半分雲に包まれた富士山がそびえています。
こんな景色の中で、今回の話題はといいますと、この画像でいちばん左側に潜んでいます。

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 傾きかけた早春の陽射しを受け、白くいくつも並び立つものが目にとまります。
JR東海が推進する山梨リニア実験線の延伸工事区間に次々にできあがっている
高架橋のピアー群です。

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 まだ足場を組み、型枠をつくり、コンクリートの打設を進めているところもあります。

 こんな遠くからのぞき見のようにしなくて、近くで見ればいいのに・・・。
そんなふうに思われる方もおられるかも、でもエートマンがへそ曲がり。
こんなんが多いですね。いままでも、これからも・・・。

 そして、もうすぐ1月もお終いになりますね。

のぼるな・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 前回の酒折線64号鉄塔には、こんな看板も付いていました。
いかにもJRの送電線鉄塔の注意看板だな、と思いました。

 そういえば、以前にも見たことあるなぁ・・・。

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 そう、ずうっとずうっと前に取り上げたこいつ(2008年9月11日の記事掲載の再掲)です。
JR送電線の酒-市線85号鉄塔だった、あの謎の鉄塔に付いていたものです。

 でも中央線は、JR東日本だし、酒-市線となるとJR東海。
異なる事業者の送電線でも、デザインはよく似てますね。

 あっそうか、これは、分社化する以前のものを元にしているのでしょうね。

さかかつ64・・・もう80才 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 前回の鉄塔のすぐ東隣の鉄塔です。
スーパーやドラッグストアなどが並ぶ商業地の駐車場の一角に建っていました。

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 昔ながらの、2回線を支える鉄塔の腕金部です。

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 下から見上げると、やはり立派ですね。

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 酒勝線(酒折線ないしは勝酒線)の64号鉄塔は、昭和5年(1930)の建造だとわかりました。
もう80年も経過したんですね。お疲れ様です。
ということは、中央線も電化されてから80年経過ということか・・・。

さかかつ65・・・まだ9才 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 甲府市横根町、国道411号(通称・城東バイパス)沿いに見られるこれは、
りっぱな送電線用の鉄塔です。

 よっ、横根町、またも横根町です。
前回の道祖神さんは標高450mでしたが、同じご町内でもこちらは標高260m。
ずいぶんと違うものですね。

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 ほら、特別高圧の3相交流が左右で2回線。
この送電線の現在の名称は「酒折線」とされているようです。
さらに別称として勝-酒線ともされています。
しかし、最初にこの送電線に興味を持ちチェックし始めた頃の資料では、酒-勝線と表記されており、
慣れ親しんだこちらの名称をしつこく用いています。

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 下からの見上げです。なんかえらそう・・・。
エヘン、ワタシガ JRチュウオウセン ノ ウンコウヲ ササエテイルンダゾ!!!

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 環境型と呼ばれる送電線鉄塔の根元、目の高さより少し上のところに、
このプレートが付いています。これで、はっきりとJRの専用線だということ、
また平成9年2月にいまのように建て替えられたものだとういうことがわかります。

 そうそう、思い返してみたら、この鉄塔、過去に取り上げていました、別の題名で。
次項有「謎の鉄塔~関連情報編」2008年9月18日

横根町、標高480mの道祖神 [いのり・信仰]

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 この時期は、道祖神さんがよく目につきます。
それは、道祖神祭りの名残の青竹やきれいな注連飾りなどがそうさせるのです。

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 自然石に「道祖神」と彫り込んだ、シンプルな形態の道祖神さんでした。

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 こんな景観の中に見られたのでした。

ちょっぴりだけど、あたたかく [季節の話題]

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 八重咲きの紅梅、咲き始めたのです。
春の到来を、すこ~しですが、感じます。

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 八重咲きの紅梅が咲いていたのは、国指定史跡・丸山塚古墳のかたわら。
そして、その丸山塚古墳の肩越しに鳳凰三山を見ました。
高いお山は、まだ雪だらけ・・・。

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 上の画面の中に、白い前方後円墳が・・・、そう、甘利山ですね。

 そういえば、こんな内容の記事、少し前にありましたね。
ご記憶でしょうか、2011年1月5日の記事「冷え込みました、とても」のことです。
今日のこの記事は、その時の記事に対応した構図になっています。

こうのとり2号の結合Live見ました [月や宇宙・宇宙開発]

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 前の記事のお月さまのことを書き始めようとしたところで、
急に「こうのとり」のことが気になり、JAXAのHPにお出かけしてしまいました。
するとどうでしょう。「こうのとり2号」が国際宇宙ステーション(ISS)に再接近し、
間もなく結合と言うシーンについて、Live中継しているところでありました。
全国、というか世界中から注目されている場面で、多くの方がご覧になっているようでしたが、
うっかり見落とした「えーと 何だっけ?!」ファンもおられるかと、中継録画(スチル)でご紹介です。

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 日本時間(以下同じ)23時21分。接近が続いています。ゆっくりゆっくりと。
23時06分から始まった結合作業も相当に進んだ段階でありました。

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 23時22分。ISS側から見ているこうのとり2号の結合ハッチ部です。

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 23時25分。ISSのロボットアームが、ゆっくりと慎重なコントロールによって、
こうのとり2号をISSに引き付けていきます。

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 23時35分。3点目の画像に比べ、こんなに接近してきています。
実は、23時27分が基本的な結合完了ということで、その後は、16本のボルトによって、
緊結する作業が、驚きましたが、NASAからのコントロールで進められている段階だそうです。

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 23時45分。ISSとこうのとり2号、無事結合、おめでとうです。
たくさんのチェックや連結作業を乗り越えて、ISSとこうのとり2号のハッチを開け、
行き来が出来るようになるのは28日の午前4時30分頃になるとの解説を聞き終わり、
JAXA・HPへの接続を終了しました。

朝の下弦過ぎのお月さま [月や宇宙・宇宙開発]

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 午前8時30分頃のお月さまです。
西の空に薄く出ていました。輝いているその先に朝の太陽があります。

天保のばとうさん [いのり・信仰]

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 甲府市桜井町の北部の山道で見た馬頭観音さまです。

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 舟形後背に浮き彫りにされた石造の馬頭さんの右に「天保十一年」
左側に「子三月吉日」とあります。
端正なお顔をされた観音さまの頭の上に馬の顔が表されていて、だから馬頭さんです。

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 少し斜めから拝見しました。表情がちょっぴり和んだ風に見受けられました。
仏さまのお姿は、見る角度、拝む心持ちによって、表情が違っていて、なんともおもしろいものです。

 天保11年は、西暦では1840年。
天保というと思い出されることの1つに「天保の大飢饉」があります。
江戸の三大飢饉の1つともいわれるほどのもので、天保4年から同10年くらいまで続いたようです。
天保7年、この甲斐の国では、「天保騒動」と呼ばれる一国規模の百姓一揆が起きてもいます。
それらがようやく静まり、世の中、少しだけ落ち着き始めた頃かと。
ペリーの浦賀来航の嘉永6年(1853)まで13年、
時が明治となる1868年までは28年を要すころでありました。

甲府・桜井町のみしまさん [神社まいり]

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 甲府市桜井町の三島神社を訪ねました。
甲府盆地にあっては、この三島神社というのは珍しい神様かな、と思われます。

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 鳥居の神号額を見ると、三島大明神を真ん中に据え、左に神明宮、右に天神宮とありました。
三柱の神様の寄り合い所帯というのが実態のようですが、中心的な存在は、三島さんです。

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 鳥居をくぐって境内を一眺めすると、正面に
まだ新しく建て直されたらしい拝殿が見られます。

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 拝殿の軒下、戸口の上に三島神社の額が掲げられていました。
ここでいつものように、二礼二拍手一拝を行い、
さらに境内を観察させていただくことをお許し願いました。

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 拝殿の左手にまわって本殿を見たところです。
あのご本殿には、三島大明神がおわすのであります。
そして本殿の左手に、まだ新しい注連飾りが見られる石製の摂社が見られました。
これらはどんな神様なのかしら・・・。

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 いちばん左側の石祠です。石の扉が開いていて、中が見られます。
そしてそこに何か文字が・・・。神明宮とあるようです。
となると・・・。

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 残りのこの石祠は・・・。
流れからすると天神宮なんだろうけど、どうなんだろう。

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 石祠の屋根の唐波風になっている部分、ご注目ください。
何とあの梅鉢紋、天神様のマークです。

 ということで、鳥居にあった三柱の神々は、大小はありましたが、
それぞれにお社にお祀りされていたのです。
一粒で三度おいしいみたいなお参りをさせていただきました。

 期せずして、今日25日は、天神様のご縁日ではありました。