進む山梨リニア実験線工事(2) [やまなしリニア]
山梨県は笛吹市の八代町、その米倉地区に足を伸ばしました。
それは遠くから見て、トンネルが掘削されているような状況が目に付いたからです。
そこは、やや古い溜池があり、また東京電力の送電線の天竜南線が通過し、
自然もいろいろ・・・、なかなか興味深いものがたくさんある
そんなところなのでありました。で、右手上方にご注目ください。
でも、この写真ではわからない・・・。では、お次で。
トンネル工事の現場にねらいを定め、ズームインしました。
山梨リニア実験線の延伸工事の一角を占めるもののようでありました。
さらに工事中のトンネルの坑口上部に目を向けてみると、
何やら神様がお祭りされているようでした。
安全に工事が進捗するように、工事を請け負っているJVの皆さんの手によるものなのでしょう。
やはり、人事を尽くした後は、神に祈るのが基本と言うことのように理解されました。
見物している場所は、一般の農道であり、そこを少し歩いて移動すると、
実験線のほぼ中心線にあたる場所まで進みました。
あのトンネルが正面に見え、天竜南線54号鉄塔がその左上に見えます。
そして手前を見ると、ほぼ真四角に大きく掘削された現場が見えてきました。
谷を渡る橋梁の下部工、橋脚の基礎を据えるための掘削だと思われます。
山止めの仕方や、そこに休んでいた特殊な建設機械など、
何を見てもいとおもしろく、釘付けとなりました。
じっくり見ながら、少しずつ歩みを進めると、建設用の仮設プラントなどが見えてきました。
先ほどの建設用プラントと、その前の下部工の現場との間には、小河川があり、
工事用の仮設の橋が架かっていまして、青い塗装に白くプレガーダーの文字がありました。
それもヒロセ株式会社の製品で、鈑桁タイプの組立て橋梁であると、
そちらの会社のHPで突き止めました。
脈絡のないリニア実験線工事の見学記となりましたが、
これからもまだまだ回数を重ねていくことになります。