榎ものがたり(1) [巨木・記念木・気になる木]
ど根性エノキとでもいえる木です。
この冬、大きく枝が切り込まれ、ずいぶんとさっぱりしました。
枝が整理されたのは、あまり枝を張りすぎて、生えている場所に
迷惑がかかるといけないから・・・だと見られます。
いったいどんな場所に生えているエノキなのでしょうか。
根元をよく見ると、それは石垣の上に生えているものだとわかります。
甲府市の中心にある都市公園・舞鶴城公園は、県指定史跡の「甲府城跡」でもあるそうです。
そこでは石垣が主役。その石垣に悪影響を及ぼしかねない。
枝が大風を受けて、木全体がグラグラ揺すれると、石垣が崩れるなどの心配が・・・。
多くの人が集い、憩う都市公園としては、とても困ることになります。
文化財の石垣も、崩れたらたいへん。
そんなエノキの木にまつわるお話しでありました。
エノキは歴史と共にあるようです。まだいくつか話題が掘り起こせそうな予感がします。
ではまた・・・。
関連記事
「とても気になるエノキ見ました」(2010年3月21日)
「稲村神社のエノキ」(2009年6月6日)
[補記:画像データ・リンクなど再整備しました 2023.9.6]
てんりゅうみなみ29 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
今日の朝、おはよ~って、あいさつを交わした天竜南線29号鉄塔です。
山梨を南西から北東の方向に貫く送電線幹線の1つ、天竜南線を支える
赤白塗りの鉄塔ですが、この鉄塔からは、画面の右手、荒川の上流方向に伸びる
山梨線が分岐してます。
併読したい記事
「てんりゅうみなみせん・29」(2009年9月25日)
「かぜのつよいひ」(2006年3月19日)
たいへんなときにも [はないちもんめ]
いまは、どことはなく、たいへんなときです。
たいへんなときには、こころのかつどうも、にぶります。
そんなときも、ときにはありますが、そうながくは、つづきません。
かならずや、ふっかつのときがきます。
それまで、のにさく、たんぽぽのはなでも、みながらがんばるように、したいものです・・・
旧3月14日のお月さま [月や宇宙・宇宙開発]
2011年4月16日、午後7時過ぎのお月さまでした。
日中はとても暖かく過ぎましたが、この時間になると、空気も澄んでひんやり。
お月さまを眺めるたび、時間の経過を思うこの頃です。
当方は実にあわただしく過ごしておりますが、被災地でも同じように時が流れる中で、
少しは進んでいるだろうか・・・、心配です。
撮り逃がしたえものは・・・ [鉄道・電気機関車]
舞鶴城公園(甲府城跡)でお散歩しましたよ、お昼休みに・・・。
サクラがきれいでした。
稲荷櫓前のシダレザクラが見頃。ソメイヨシノは既に散り始めていました。
そんな桜見物ののどかな時間を打ち破ったもの、それは貨物列車の重厚な走行音でした。
耳を澄ますと、下りの列車が甲府駅に入ってきた模様。
あわてて塀の狭間からのぞいてみました。
タキ1000-627が目の前のサクラと重なったところです。
タキ・・・それはガソリン専用とされたタンク車でした。
あっという間に最後尾となりました。
おやおや、最後尾の向こう側にEF64が休んでいますね。
先頭は、というと、もう甲府駅の構内に入っていて見えなくなっています。
でもたぶん「あいつ」なんだろうなぁ。
今回は、ちょっと撮り逃がしてしまった・・・。
旧弥生の九夜月 [月や宇宙・宇宙開発]
上弦の月ですね~。
旧暦の3月9日のお月さまです。
あの大地震・大津波から一月が経ち、その時刻には心を込めて黙祷をいたしました。
そして今日も揺れました。ゆっくり、グラグラと。
今晩のお月さまに、再び一刻も早く平穏が戻るよう祈りながら、この記事のアップボタンを押します。
なのはなつみ [エートマンズ・ファーム]
モモの花が咲き、菜の花が黄色の花を咲かせています。
傍らのビニルトンネルの中では、生食用トウモロコシが20cmほどに育っています。
今回の話題は、菜の花摘みです。
花のつぼみの部分と葉を茎ごと摘み取って、おひたしなどにしていただくのです。
今回の大震災で、原発からの放射能の影響で出荷が出来なくなった野菜として
報じられたもののなかに「かき菜」というのがありました。
それに近いものです。
いくつかみられる摘み跡の下の葉の脇から、また新たな芽が出てくるので、
何度か収穫することが出来ます。
ちなみに、とくに出荷をするものではなく、自家用です。
甲州サクラ追っかけ隊2011・その3 [はないちもんめ]
このブログの古い記事を見ていたところ「甲州サクラ追っかけ隊」というのがあって、
われながら、なかなかいいなと思いまして、その延長戦で記事をあげることにしました。
もちろん山梨でのサクラの話題は、他にもいっぱい出ているのですが、
それはその時々にいろいろなカテゴリでランダムにのせていまして、
統一性がないというこのブログの特色がその辺にもよく現れているのであります。
でも、今回は何となくシリーズ的にしてみようかな・・・と。
それで、この春3つめのサクラの記事です。
新五割川に沿って、いくつかの種類のサクラがあるのですが、今回はシダレザクラの部です。
この新五割川沿いのサクラは、そんなに有名ではないですが、なかなかよいのです。
お気に入りです。
どうでしょうか、見事なシダレザクラです。
まだ感動が伝わらないかな? これでどうでしょう。まだまだ?
枝垂れる枝に降るように咲くきれいなサクラ、それも八重咲きと一重咲きと2種類が楽しめる・・・
とてもよいところです。
併読したい記事
「甲州サクラ追っかけ隊」(2008年4月23日)
「ちょっと・・・」(2006年4月11日)
桃の節句・2011 [季節の話題]
わが家の居間には、こんな雛人形が、まだ飾られています。
というのも、山梨では月遅れで桃の節句を祝う風習があるからです。
いつもの年なら、甲府盆地の東部や西部などの、桃畑が広い範囲に見られる地域では、
モモの花がいっせいに咲き、まるでピンクの絨毯を広げたよう・・・。
でも今年は少しようすが違います。
例年なら既に盛りを過ぎているスモモの白い花があちこちに見られるようになり、
その一方で、ピンクのモモの花は、早いところで2~3分咲きになってきたばかり。
大震災ばかりではなく、たいへんな年になっているかと思われる今日この頃でした。
併読したい記事
「あつっ」(2006年2月15日)
「桃の節句」(2009年4月3日)