こちらにも一戸さんの・・・ [忠魂碑の類]
火の見ちゃん47号のとなりには、忠魂碑が祀られていました。
こちらがその正面観。
そして書き手の部分に焦点を当てると、それは「陸軍大将 一戸兵衛」さん
の書になるものでありました。
設置の経過を見たくて裏側にまわってみました。
文字が読みにくい状況でありました。
かすかに、「昭和弐年拾月」と読めるようでした。
なお「弐」はあるいは「参」かもしれません。
一戸さんは、大正9(1920)年に軍の現役を退き、大正15(=昭和1、1926)年から帝国在郷軍人会会長に就任、昭和6(1931)年に亡くなっていますので、
晩年の彼の書だということが理解できたしだいです。