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てんりゅうみなみ53 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 天竜南線53号鉄塔です。
前々回および前回の記事で山梨リニア実験線工事を取り上げましたが、
その現場の近くにたっているものでした。

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 堂々とした腕金部、懸垂型の送電線支持です。
最上部に設置されている対空標識を右上に大きめに貼り合わせています。

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 こちらの写真は、2008年4月30日に、初めてここを訪れたとき撮影しておいたものです。
これにより、天竜南線53号鉄塔は昭和5(1930)年4月に建設された
高さ32mの送電線鉄塔だとわかります。
80年以上もたち続け、山梨の電力供給を支えてきた歴史的な鉄塔ですが、
いま、すぐかたわらをリニア高速鉄道が走り抜ける時代に、まだまだ現役、がんばってください。

進む山梨リニア実験線工事(10)付録 [やまなしリニア]

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 前回の記事の続きというか、おまけというか・・・、
ともかく、現場で見たスケッチの中から「働く乗り物」の特集です。

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 大型のアーティキュレート・ダンプで、VOLVOのBM A20です。
この現場での3号車のようです。ということは1号や2号もいる・・・ということですね。
なお、「アーティキュレート」は「有節の・・・」という意味で、
トラクター部とダンプ車部が連結された、小回りが効くということらしい・・・ものです。

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 いましたいました、こちらは土砂を積載して斜路をあえいでいく2号車です。
VOLVOのA25CTSであります。

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 同じように1号車です。3号車と同じ、VOLVOのBM A20でした。

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 大型ダンプに積み込みをしているバックホー(パワーショベル)です。
HITACHI製ですが、どろんこになって働いていて、型番は汚れて読み取れません。
でもこれも相当大きな規格のものです。

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 それが2号車に積み込みをしているところです。迫力ありました。

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 お次はトラミキです。一般的にはミキサー車と呼ばれますが、
truck mixerの省略でトラミキと呼ばれます、こうした現場では。

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 おしまいは、コンクリート圧送車です。

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 赤いアウトリガーを出して、しっかりお仕事中。
今回は、トラミキから吸い出すような形で連携して働いていた状況でありました。