じっくり拝見、ほんしょうじさん(その1) [寺院めぐり]
市川三郷町落居の台の集落の中、納まりつつあったヒガンバナの花を惜しみながら道を行くと
その右手にお寺さんの山門があるのでした。
こちら、その道路から山門をのぞき込んだところです。
でも山門までは何段かの石段が存在していました。
石段を上り行き、山門を見上げるところまで進みます。
で、大きな寺号を記した額がかけられていました。曰く「本照寺」、日蓮宗の古刹です。
このあと、何回かに分けて、本照寺さんの境内でのスケッチをお伝えします。
どうそじんば [いのり・信仰]
市川三郷町落居の網倉集落の道祖神場です。
前回の青面金剛さんは、こちらの道祖神場におわしました。
画面の向かって右手の並びの1つでした。
今回は左手に目を向けていきます。
そう古くない石積みの台の上に、2つ並んで石造物が見られました。
右側は、舟形の、いや卵形の石材に「道祖神」の文字が楷書で刻されているものでした。
そして左側、もう少し詳しく・・・。
男女2体の神様がレリーフで表されていて、仲良く手を取り合っているものでした。
峡南地域にあっては、しばしば見られる双体道祖神と呼ばれるものですが、
とくに、今回のもののように、新しくお祀りされたと見られるものが多いように思われます。