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野田九浦と「神武天皇の御東征」 [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 先日、市川三郷町の葛籠沢地区をうろついていたとき、こんなポスターを見かけました。
あっ、山火事ではなくて、ちょっとばかり「うよく的な」方のポスターのことです。

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 皇紀2672年だそうで、その建国記念の日(2月11日)に、
この近くに鎮座まします浅間神社(宮原浅間神社)で、こうした祭典があることを
地域の方々に告知するものとなっているようでありました。

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 それで今回の注目点は何といってもこの絵画。
金色のトビに導かれて・・・という神武天皇の東征の伝説の一場面を描いたものです。
これをそのまま国の歴史と考えてしまってはいけないのですが、
だからといって何も知らないでいるのも、なんですね・・・。

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 どんな方が描かれた作品なのか気になりましたが、絵の下辺に添えられたキャプションにより
野田九浦による「神武天皇の御東征」という題名の作品だということで、
いましがたネットで調べてみました。
 野田九浦は【のだ・きゅうほ】とよみ、生没1879~1971年、東京生まれの日本画家で、ほかに
絹本著色「恵林寺の快川」(昭和17年作・東京芸術大学大学美術蔵)などの作品を残しています。
うん、山梨にゆかりがあるのかしらん・・・?