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「ユリノキの博物館」に行ってきました(1) [博物館・展示会]

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 今日、4月30日、月曜でしたが昭和の日の振り替え休日で、GW3日目。
そんな日に、お上りして東博に行ってきました。
東博、東京国立博物館がフルネームで、ニックネームとして「ユリノキの博物館」。
この愛称については、2008年4月15日の記事「ユリノキの博物館」をご参照ください。
写真の正面が東博の本館で、その左側手前に大きく枝を広げ、何ともいえぬ存在感を示している
それがユリノキです。

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 今回の話題の主は、ユリノキではありません。
最近の東博事情・・・みたいな感じです。
それも、東博の玄関口に掲出されていたいくつかの情報によって、です。

 最初は、東博140年・・・です。
「140周年 ブンカの力にありがとう!」というコピーが目を惹きました。
で、4大イベントがあるのだそうですが、1つ目は「博物館で初もうで2012」
・・・もう終わっていますね。2つ目は?
「博物館でお花見を」・・・これも終了のようです。
でも、まだ2つも残ってる。今年は何度も足を運びたくなる・・・かな。

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 東博は、広い敷地の中に、本館をはじめ、いくつもの施設が建ち並んでいます。
その状況を伝えるポスターでありました。
 左上は、いちばん新しい平成館。いまは話題の特別展の会場にもなっています。
 左側の2つめは、法隆寺宝物館、平成館が1999年の10月オープンなのに対し、同い年の7月と
少しだけ先輩となっています。
この、略して法隆寺館にまで足が向く方はやや少なめですが、
「常陸牛の煮込みハンバーグ(1,800円)」がお奨めとされるホテルオークラによる
レストランがはいっていてとてもいいんです(今日は混んでいて待ち時間に耐えられなかった)。
 話を戻して左列3つめは、黒田記念館。黒田清輝のコレクションからなるもののようですが、
現在耐震補強工事が始まり休館中だそうです。
 その下は資料館。お勉強のためには、資料がたくさんそろえられています。
その昔お世話になりました。
 右列に移って表敬館、も東洋館のリニューアルに関連して休館。
 その下、ご存知の本館。現役ばりばりです。
 そして東洋館。やはり耐震補強工事中ですが、来年には再開とのこと。
実は、東博140周年の4大イベントのラストに位置づけられているイベントは、
「東洋館リニューアルオープン」とされていました。

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 お次は、当面の講演会や列品解説のこと。
みんな聞きたいが、日程がなかなか差し繰れないです。

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 もう一つ、いまだけの企画がこれ。
先頃発表になった今年度の新たな重要文化財や国宝の指定品。
それを一堂に集めた特別陳列です。毎年行われているのですが、なかなかチャンスがなくて・・・。
今回、特に東博へと気持ちが動いた大きな要因でもありました。

 以上、雑ぱくに東博の今日をお伝えしましたが、もっと系統立てた正式版の情報が
東博のホームページ(http://www.tnm.jp/)にありますので、正確にはそれによってください。
次回の記事「「ユリノキの博物館」に行ってきました(2)」は、
ボストン展についてを予定しています。お楽しみに!

リニアの近くで馬頭さん [いのり・信仰]

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 前回のリニア実験線工事を記録した場所にほど近く、
今回の馬頭観音さんは、その現場を眺めるかのようにたたずんでおられました。

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 雨の日も風の日も、来る日も来る日も、手を合わせ祈りを捧げておられます。
(合掌)

進む山梨リニア実験線工事(15) [やまなしリニア]

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 ただ真っ直ぐに伸びるリニア実験線の高架路線。
富士川の支流笛吹川水系の金川を渡るところで、金川橋梁とも。

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 渡河するあたりは、Tラーメン構造になっています。

 見ている角度が違いますが、ちょうど1年ほど前の状況が
2011年4月23日の記事「進む山梨リニア実験線工事(4)」において対比的に確認できます。

釈迦堂遺跡博物館2012春 [博物館・展示会]

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 昨日たずねた釈迦堂遺跡博物館です。
博物館の周辺は、まさに桃源郷・・・。
その具体的な状況は、博物館の公式ブログ『しゃかちゃんのつれづれ日記』で確認できます。
いま、そのブログを見ると、「5月7日(月)まで無休です」との情報が出ています。
そう多くないスタッフで、休み無しで多くの来館者をさばくのはたいへんなことだと思われます。
頭が下がります m(_._)m

 何がたいへんかって、大型車スペースをつぶしても50台程度かと思われるところにきて
たくさんの方が見えるので、駐車場に入るのにも10分前後の待ち時間が出ているのです。
1点目の写真は、お行儀よく並んで駐車場に入り、そこから入館というシーンでありました。

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 博物館のうりは、5599点もの資料が一まとめに重要文化財となっていて、
それが間近に見られるところにあるかと、勝手に思っているのですが、
まだいくつかありまして、その1つが常設展示室前のパノラマビューです。
眼下に広がるピンクの絨毯とまだ雪を多くいただいた南アルプスの山並みを
いっぺんに楽しめるところがポイントです。
(ただし、南アルプスは、雲に邪魔されてだめだったです)

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 こちらが、展望の一部を切り取ってお土産にもらってきたものですが、
人の目は、現地でじょうずに見たいものだけを見ていましたので、
モモの花の一面に咲き乱れることによって出現していたピンクの絨毯も堪能できたのですが、
カメラの切り取ってきた画像は、人の目のようにはいかず、何でも写っていて、
残念ながらピンクの絨毯の優雅さは再現できていません。
今年はもう終わりを迎えようとしているので、
また来年以降、タイミングよく実際にご覧になられることをお勧めします。

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通過点、カウンター「90000」 [エートマンのウェブメモ]

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 本日午後に、いつものカエルカウンターが「90000」を示しました。

山宮神社 [神社まいり]

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 今日は、日頃想いつることはたしはべりぬ、みたいに山宮神社を訪ね、お参りしました。
山宮神社というのは、甲斐国の一宮である浅間神社の本宮に当たるものです。

いさわ6 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 モモの花に埋もれて見えた石和線6号鉄塔です。

走湯神社2012 [神社まいり]

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 サクラとモモと、花咲乱れ、よい季節。
そんな中でお参りした走湯神社についてのメモランダムです。
4年前の2008年5月8日に最初のお参りをしていて、その時のことを
「走湯神社」(2008年5月12日付)という記事にしていますが、
その記事をトレースしながら、そこでおかした間違いを訂正してまいります。

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 間違いは、この説明板の読み間違いから起こりました。
この走湯神社が鎮座ましますのは、笛吹市春日居町下岩下であります。

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 「走湯神社はかつて下岩下村にあったが、江戸時代前期に
  上岩下村(現在の山梨市上岩下地区)に移り、明和3年
  (1766)に現在地に遷座した。」

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 ちょっとややこしい、神社の移転があったようです。

 繰り返しになりますが、いま神社の所在地は、笛吹市春日居町下岩下です。
で、2008年の記事では、これを「笛吹市春日居町国府」とやってしまいました。
なぜそうなったのか、今考えてみてもよくわかりません。
「かつては下岩下村にあった」という記述に引きずられたためかとも思われます。

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 2008年の時とかわらずに石鳥居の「走湯社」の神号額の文字。

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 拝殿の棟にある走湯神社の紋章です。

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 それから拝殿は、もともと茅葺きの屋根だった証拠も見つけて喜びました。
2度目の訪問は、同じようにトレースしたつもりが途中から模様がかわります。

 

モモが咲いて [はないちもんめ]

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 サクラの花(ソメイヨシノ)を楽しんだ走湯神社でしたが、
少し引いてみると、辺りはモモの花盛りを迎えていました。

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 そこから神社と反対に南の方、富士山の方向を望んでみます。
(御坂山地の上に顔を出している富士山は、だいぶ雲に隠れていますが)

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 モモの花に埋まりそうな感じに近づいてみました。

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 甲府盆地全体がモモの花に埋まっているようでした。

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 ほぅ~らね。