ちりぎわ [はないちもんめ]
ようやく咲いたかと思っていると、急に暖かくなったせいか、
ところによっては、ソメイヨシノの花吹雪が見られます。
今日訪ねた神社の手水場の手水鉢の内にも外にも、
ヒラヒラと淡いピンクの花びらが舞い散っているのでした。
こうした光景から、遥か昔、古典の時間に耳に入った「絶えてサクラのなかりせば・・・」
が思い出されます。
笛吹市春日居町下岩下に鎮座まします走湯神社でのスケッチでした。
こかげざくら2012 [公園・史跡]
今日(2012年4月14日)の土曜日、終日、雨模様でありました。
甲府盆地は、まだサクラがあちこちで見頃を迎え、モモの花も咲き始めた
というのに、雨ではいけません・・・。
ということで、先週の土曜日に見た「甲州こかげざくら」を取り上げます。
まだ1~2分咲きという感じで、次の週末(すなわち今日~明日)が見頃かなとみていたところ
雨でかなわず仕舞いとなったしだいです。
「こかげざくら」というのは、笛吹市八代町岡に所在するふるさと公園の一角にあるもので
大きなソメイヨシノであります。2株かな。
根元に蚕影山が祀ってあるので、蚕影桜の名がついたようです。
2008年の春の満開の時の記事を残していますので、ご参照ください・・・こちらから。
2008年のときも同じように取り上げていますが、県下有数の前方後円墳の岡銚子塚古墳です。
古墳の上に登り立ち、眼下に広がる甲府盆地を見渡す人影が多く見られました。
300MB拝借中 [エートマンのウェブメモ]
上の画像は、すでに同じようなものを何度かご覧に入れていますが、
このブログの編集用のページの一部分であります。
今回の話題では、このうちの「ディスク使用量」の部分で、それがこのほど
300MBに達したというものであります。
2005年11月より今日までの道程のたどった跡であって、けっこう大きなものとなりましたが、
極力、画像のデータサイズを大きくしないように努めてきた結果であります。
ちなみに、100MB、200MBと、今回のような足跡を残しており、
トータル400MBまでのディスク使用容量をいただいた時点のことも記録してきました。
今度の日曜まで・・・ [博物館・展示会]
甲府城跡の稲荷櫓では、現在、「発掘された甲府の城下町展」が開催されています。
もう、ご覧になりましたか。
4月15日(日曜日)までです。
この展示会の関連イベントとして、4月14日(土曜日)に・・・、
お城周辺散策会が開催されるそうです。
進む山梨リニア実験線工事(14・その2) [やまなしリニア]
前回の記事、ちょっと物足りないので、続編です。
前回の工事の現況の中から一部をクローズアップしてみました。
ほぼ同じアングルで、今年(2012年)の1月2日の状況、進捗比較のために再掲します。
右上のお寺の屋根が、比較する上でのポイントかな。
進む山梨リニア実験線工事(14) [やまなしリニア]
およそ4ヶ月ぶりの山梨リニア実験線工事の現場の話題です。
この間、ずいぶんと進んできたようす。時折見かけてきていますが、
カメラでそのようすをチェックする機会には恵まれなかったということです。
この現場チェックポイントでは、これまでの2回ほど見てきてそれをアップしています。
ちなみにこちらは今年の1月2日に観察したものの再掲です。
こちらはさらにその前、昨年の2月20日に観察したものであります。
こうして続けてみてくると、その進捗の状況がおもしろく見ることができます。
このところ見逃してばかり [鉄道・電気機関車]
お昼休みに甲府城跡の稲荷櫓を見学していたときのことです。
稲荷櫓のすぐ裏手、というか北側は、中央線と身延線が並行して走るところ、
ほとんど甲府駅の構内といってもよいところです。
その2階で展示を見学していたところ、例の重たい響が耳に飛び込んできました。
心はすぐに反応したのですが、ひと目もあったので、すぐにカメラを向けることができずにいたのです。
櫓2階の窓から見ると、堂々とEH200の1号機が通過していきました。
で、しばらくして、ひと目を葉ばかりながらも撮影を試みました。キハだけになっていましたが。
もう少し先頭の方が見えないかと位置を変えてみましたが、やはりムダでした。
何両かのキハの前はコンテナ車だったことが確認されたのみでした。
カラスの勝手・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
カラスが枯れ枝を加えながら飛ぶ姿を見かけるようになりました。
そうして作り上げた巣です。
今回のカラスの巣は、天竜南線57号鉄塔の最上部にかけられたものでした。
カラスの勝手ではありますが、「危険です。おやめください」と伝えたいですね。
いま、でんこちゃんちは、旗色が悪くて、こうしたものを危険排除のテーマから
きちんと取り除いていくなんていう余裕はないのじゃないかしら・・・。
気がついてみたら、57号鉄塔の全体像を写したものがありませんでした。
その先の天竜南線の鉄塔群です。
かつさか53 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
JR中央線の石和温泉駅前の通りに面して建つ送電線鉄塔です。
もう少し迫った状況、全体像です。
鉄塔の下部にある表示をいくつか見ていきます。
最初は、危険告知プレートです。JRの送電線に特有の絵柄が見られます。
次は連絡先プレートです。
ここでは、送電線もしくは鉄塔に影響を及ぼすおそれのある行為については
こちらまでご連絡をという趣旨のものですが、その初めの方に6万6千ボルトの高電圧となっている
ということが明記されています。
また標題部に「勝-酒 53号」とあって、勝沼変電所-酒折変電所を連絡する送電線の
53番目の鉄塔だと確認ができるのです。
送電線の路線名は、「酒折線」となっていて、その53号鉄塔であることを表示するプレートです。
昭和5年8月の建造になるものだと理解されます。
優に80年を越えた歴史的な送電線であり、それを支える鉄塔であります。
もっとも1930年に建てられて以降、ずっとそのままというわけではないらしく、
少なくとも一度、かさ上げが行われたことが確認されます。
こうしたかさ上げのやり方は、東京電力の送電線鉄塔の場合によく見られるものと
異なっていて個性が感じられます。
もう一度方向を変えて見てみました。
雨の日も晴れの日も風の日も、熱射の夏の日の凍てつく冬の日も
踏ん張って立ち続け、6万6千ボルトの電力を伝送し、
中央線や身延線の電車を動かすのを縁の下から、いや高いところから支えてくれているのです。
熊野堂の熊野神社(その4 特に捻れスギ) [巨木・記念木・気になる木]
子安さんかな、と思った場所のかたわらに、1本のスギの木が立っていました。
このスギの木が問題です。
方向を変えて見ます。スギの木の向こう側に熊野さんのご本殿が見える、そんな角度です。
このスギ、真っ直ぐではなく、やや屈曲しています。
そして幹には捻れが見られるのです。
幹の上の方は、主幹が切断されたようになっていて、
そこから両脇に、上に伸びる支幹が出ています。
支幹は素直に真っ直ぐなスギらしい状況です。
ちょっと変わったスギでありました。こんなふうな木があるのですね。
仮に真っ直ぐ伸びていたら、あの「とあるでんちゅう」のようなものになるかもしれませんね。