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竹森玉諸神社境内の青面金剛さん [いのり・信仰]

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 前々回の記事で使用したもの、また登場です。
許容されている画像データ・キャパが余り多くないので、
一度使用した画像を何度の使い回しているのですが、お見苦しいかも知れません。
どうぞご理解ください。
 さて、寺内正毅さん揮毫の忠魂碑の右手に、今回の話題はございます。
もうタイトルからして青面金剛さんのことだということではありますが・・・。

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 左手にちょこっと見えてる忠魂碑、右端には笠部を失った六地蔵石幢、その手前には
首を失った石仏さま、そして背後には石垣積み・・・まさに石の造形の世界ですね。
前回の記事でもふれた、石の加工技術に支えられての世界です。
 それはともかく、中心にあります青面金剛石塔。
台座とか上部とか、本来の姿では無いかも知れませんが、青面金剛像はすてきです。

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 近づいてみて、あらためて優秀な彫刻だと感じました。
青面金剛像の下の三猿さんもみごとですね。
 それから像の向かって左側面に年代の彫り込みが確認できまして、
「元禄十年」(1697)の作品のようだと理解されました。