雲峰寺2・仁王門 [寺院めぐり]
雲峰寺の参道の石段を上がっていきます。
石段の左右にスギが植えられていて、だいぶ大きく太く生長してきています。
このため、スギの根の生長が石段に影響が及ぼし、石段が変形し
少々登りにくいところが出てきています。
石段の上に見えてきたのは、仁王門。
昭和24年2月18日に国の指定を受けた、雲峰寺に4棟ある重要文化財建造物の1つです。
間口3間のうちの中ほどは通路になっていて入口の上に山号額が掲げられていました。
「裂石山」(さけいしさん)は、寺の所在地の小字「裂石」とつながるものです。
仁王門というからには、門の通路の左右には、向かって右に阿形の・・・、
左側には吽形の仁王像が安置されていました。
どちらも恐ろしい形相で、仏教の敵をにらみつけ、この門を通過させないようしているのですね。