火の見ちゃん56 [火の見櫓]
今回の火の見ちゃんには、ちょっと注目点があります。それは後で。
まず見た場所ですが、北杜市明野町浅尾地区。
ヒマワリ畑で豪雨に遭い、退散をする途中で見たものでありました。
手前の水田は、稲穂がぐんと伸び、少し垂れはじめてきていました。
その向こうに見えるのが、今回の火の見ちゃんです。
見る方向を変え、最初の写真の右手から見たものです。
周辺の道路には、夕立の後を物語る水たまりができていますが、
カメラのレンズにも水滴が付いて、右手のサルスベリがぼやけてしまいました。
それはともかく・・・。
四角い平面の望楼に四角い屋根という組合せ。
注目は・・・。
屋根の上の避雷針部分です。
そこに、金属板を切り抜いて作られた「浅尾」の文字が確認できることです。
この切り抜き文字、風見の役割もしていたかのようになっていました。
こんなの、他ではなかなか見られません。
山側に少し離れ、望楼と屋根の位置関係を再度確認しました。
屋根の下の真ん中には、半鐘が吊されています。
また望楼の手すりには、半鐘の打ち方マニュアルが取り付けられています。