龍安寺(3) 庚申の祀り [寺院めぐり]
再び龍安寺の山門前です。
今回のテーマは、右手に見える寺院の名を表した石柱と山門の間の、ちょっと向こう側にありました。
山門からその場所を見ています。
何やら石塔類が立ち並んでいますが、どのようなものなのでしょうか。
向かって右(寺の一番入口)側に建てられていたのは、萬霊塔でした。
寺院の入口ですから、もっともな存在といえます。
あえて気になったのは、これではなく、この後のもの・・・。
こちらの文字塔は「庚申塔」でありました。
それから青面金剛さん。
お寺の境内入り口ではありますが、庚申の祭祀にかかわる石造物が見られる、
ちょっと不思議に思える状況でありました。
もっとも、こうしたことは、このお寺の場合に限ったことではないようですが。
こうした祭祀が活きていたころ、その時代の人々の考えや信仰のあり方などは、
今となっては、なかなか理解が及びませんが、じっと向かい合っていくと
何かしらわかってくるのかな、と思っています。
気長にじっと・・・、これからも見つめていきましょう。