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清水新居のお諏訪さん・その2(摂社・末社) [神社まいり]

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 前回の続きのお話で、この写真も前回の記事の4こめの写真の再掲です。
さて今回は、山梨県昭和町清水新居に鎮座まします諏訪大明神の拝殿の、
向かって左手の空間についてのスケッチとなります。

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 こちらがその空間。
注連縄で結界されていて、ちょっと入り難し・・・でした。
もっとも注連縄の注連は、すべて失われていて縄だけでしたけど。
結界をめぐらされた中には、諏訪の神様の境内に同居している数々の
摂社や末社です。

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 そのうち、最も神社本殿に近いものに注目しました。
大きくて立派な石造りの祠でありました。

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 その一番大きなのを背後から見させていただきました。

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 「寛政九歳丁巳三月造立」と刻されていました。
寛政9年というと1797年で、18世紀の終わり近くで、明治のご維新まで70年といった時期のことです。
そうそう、この年の5年前の寛政4年には、仙台沖を震源とする寛政地震が起きたとのことで、
復旧復興が進められているころかな、と想像されました。

 いずれにしても結界の外側からの観察でありましたので、神様のお名前などまでは
つかみかねましたが、清水新居の諏訪神社境内のりっぱな祠を見たよ、というお話でした。