御坂線76号鉄塔に寄せて・・・ [悲しみの記憶]
2012年3月18日(日)午前4時3分に撮影した御坂線の76号鉄塔です。
往く年を回顧しつつこの写真をのせます。
さて、この2012年、母親が鬼籍に入りました。
ゆえに2013年の新年のご挨拶、欠礼いたします。
(追記)この記事の画像は、2017年10月29日に元データから再構成しました。
年末最後の不思議な写真 [エートマンの撮影の試み]
前々回の日没後の南アルプスの写真を撮っていた時のこと、
暗いので当然スローシャッターになります(1秒くらいだったかな)が、
面倒くさがりのエートマンとすれば、三脚などたてずに手持ち撮影です。
ぐっとこらえて、たいていはうまくいくのですが、
何か気にあることが邪魔したのか、手が微妙に動いて
こんな撮影結果になってしまいました。やろうと思ってできることではない・・・そんな作品でした。
(追記)この記事の写真は、2017年10月29日に元データから再構成しました。
鳳凰あたり [甲斐の山々]
実は、すべてが雲の中ではなかったのです。
よく見たら、鳳凰三山辺りは、雲のかかり方が少なくて、山並みがわかりました。
左端に辻山(2585m)、そして薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、
それから少しだけはなれて右端近くに地蔵岳(2764m)・・・と。
往く年は、あの山のあなたへ [さんせっとorとわいらいと]
暮れ、おおつごもり、その日没後になって、今日の、いや今年の締めくくりの画像を・・・。
デジカメもって外に出ましたが、もう、たそがれ・・・。
南アルプスのスカイラインは、雲に包まれていて、だからシルエットになって見えてるのは、
南アルプスの山並みではなくて、その上の雲並み・・・。
その雲並みの向こうに太陽は行ってしまっていたのです、ほとんど今日という日を連れて・・・。
でぃ・えんど・・・。
(追記)この記事の写真は、2017年10月29日に元画像から再構成しました。
慧光山定林寺(その2) [寺院めぐり]
定林寺のご本堂の屋根正面の千鳥破風の頂部の、銅版製の獅子口鬼瓦注目してみました。
ややや、この紋所が目にはいらぬわけはない・・・、すごい数の三つ葉葵紋ですね。
しかも、中心のはピカピカ・・・。
さぞかし、徳川家とゆかりのあるお寺さんなんでしょうね。
そういえば山門の脇にあった由緒の説明版に、徳川の文字が見られました。
慧光山定林寺(その1) [寺院めぐり]
クリスマスも過ぎると、何となく社寺仏閣に足が向きます。
この暮れに訪ねた笛吹市八代町の定林寺さんです。
山門は、笛吹市指定文化財となっているそうです。
山門をくぐってすぐに左手に向かうと、五重塔が建っています。
五重塔から180度向きを変えると、日蓮上人の銅像がたてられていました。
そう、定林寺は日蓮宗の古刹なのでありました。
山門からまっすぐ進むとご本堂の前にでます。
この定林寺の境内は、見るべきものが多く、次回さらに続けて見ていきたいと思います。
ある切り株 [巨木・記念木・気になる木]
先日、甲府市の中心を貫流する荒川の土手をトコトコと歩いているとき、
堤防下に大きな木の切り株を見ました。
とても大きかったので、心中、思わず、すげぇっと声をあげたほどでした。
現状では、駐車場の一角、枯死してから相当の期間を経ているようにも見受けられましたが、
往時の姿はいかばかりだったかと、想像がめぐらされました。
傍らに説明版がつけられていました、まるで生きているかのように大切に・・・。
いわく「神樹」 よくいったものです。
この木は、シンジュという種類のニガキ科シンジュ属の落葉高木で、ニワウルシの別称もあります。
昭和44年に刊行された『甲府城総合学術調査報告書』には、甲府城跡にもあちこちに見られるが、
成長が早く、繁殖力も旺盛で、城跡にあっては、石垣の間などに入り込み、短期間に太くなって、
結果的に悪影響をもたらすので、極力早目に除去したほうがよい、という趣旨の記述が見られます。
(いま、この文献は貴重書で、手元になく、記憶により記しているので、ちょっと危ない・・・)
ライトアップされてる鉄門 [公園・史跡]
3.11以降、節電の関係で夜間の照明がとまっていた甲府城跡でしたが、
このところ、ライトアップが行われています。
聞くところによると期間限定のライトアップだそうで、
ほとんど完成したように見受けられる鉄門も、照明に浮かび上がっていました。
石垣や門にライトが当たり、白日の下の景色とはまた異なって、
しっとりとした光景であります。
ライトアップされた鉄門は、風格がありますね。