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初詣は窪八幡さん・3・・・神社に鐘楼が [神社まいり]

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 2日に初詣としてお参りした窪八幡神社には、不思議なことに鐘楼がありました。
除夜の鐘でも撞かれたのでしょうか、綱が垂れ下がっていました。
ご本殿の裏手のいくつもの摂社を順にお参りしている時などに、鐘の音が聞こえましたので、
初詣の参拝者にも鐘撞き可だったかもしれません。
結局は、撞きたかったけど撞きませんでしたが。

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 ところで昨年11月4日の保存修理現場公開日にもこの鐘楼は気になっていました。
お寺ならともかく、なぜ神社に鐘楼があるのかなぁ、と。

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 その時は、鐘撞き用の綱は、さすがに下がっていませんでした。
いつでも撞けるというわけではないようです。

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 こちらは拝殿の内側にかけられていた幕で、その全体像は前回記事
2カット目の写真にあるものでありまして、そのうちの左右の名分の部分を合わせたものです。
これによりますと、昭和56年11月にこの鐘楼が「復元修理」されたということが知られるのですが、
「文化財鐘楼」というのは、昭和54年12月に県指定有形文化財(建造物)となっていることから
県指定の直後に保存修理が行われたのかな、とみられます。