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昭和川砂防 [川と橋の文化誌]

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 前回見たお水神さんの先に惹かれるものがありまして、
山の方に足を向けると、沢状の地形の中に平坦地が開けたのですが、
そこはどう見ても射場でありました。
写真の中程やや右手に見えるものは、的をおく施設でした。
左手の上方には、擬木の柵が見えたので、公園か何かがあるのだろうか、
さらに足を進めたところ・・・

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 擬木が設置されていたところは、砂防ダムの上であって、
その先にいくつもの砂防堰堤が構造されていたのです。

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 擬木のあった砂防堰堤から上流側眼下を見ると、左手にトンネルの坑口が見られたのですが、
とても不思議な感じがしました。
その不思議感は、次の説明板により氷解しました。

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 「昭和川荒廃砂防事業概要」とタイトルが付された説明板がそれです。
「荒廃」とはどんな意味をもっているのか、新たな不思議感にみまわれましたが、
ともあれ、射場の上は1号ダムで、このダムの完成によってはじめて射場ができたのでは・・・。
そして1号ダムでせき止められた昭和川は、トンネルによって山沿いを人工的に流され、
ずっと上流に当たる場所で、富士川に落ち込んでいくこととなっているようです。

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 もはや、水神さまもビックリの砂防事業でありました。
あれれ、最上流にはゴルフ場があるのかなぁ・・・。

お水神さん@西嶋 [いのり・信仰]

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 前回の写真の2カット目の馬頭さんの背後に見えていたのが、このお水神さん。
日常の生活と切っても切れない大切なものが・・・水。
文字通り、その水を司る神さまです。
ないと困る、多すぎてもこまる・・・そんな水に寄せる想いが形になったのでしょう。

ばとうさん@西嶋 [いのり・信仰]

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 西嶋の集落を散策しているときに出遭った馬頭さんです。

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 観音の頭上のお馬さんは、羊みたいなお顔。
観音さんも田舎チックスマイルで、胸で手を合わせる柔和な印象でありました。
南無、馬頭観世音菩薩・・・。

西嶋の古いお家たち [地域の小さな歴史]

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 国道52号の旧道に面した町の中に古い面影の家をいくつか見ました。
その1で、土蔵造りのお家です。

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 道路を移動しながら、その家の反対側を見ましたよ。

火の見ちゃん65 [火の見櫓]

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 前回の旧国道を散策していって、身延町消防団中富第一分団の消防会館前にでました。

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 建物の前を通り過ぎて、横手をのぞき込むと、そこに火の見櫓があったのです。
特段の建設情報等は見られませんでした。

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 四角い望楼、四角い屋根、ホッソリとスマートな感じがする火の見櫓でありました。

旧国道 [エートマンの道路等交通情報]

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 小春日和の昼下がり、身延町西嶋の真ん中を走る道路に立ちました。
この道路は、旧国道52号。かつては頻繁にダンプなどが行き交っていましたが、
いまは、ねっ・・・。

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 車がいても、ご用で止まっているだけ・・・。長閑です。

 今回の道路等交通情報は、工事中とか交互通行とかのネガティブなものではなく、
至って順調に通行できます・・・というものでした。

晩秋の富士見ふれあいの森公園 [公園・史跡]

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 市川三郷町岩間にある富士見ふれあいの森公園を訪ねました。
文字通り富士山が見える公園でありまして、公園駐車場に車を止めて散策を始めたとき、
先に来ていた子どもたちにあいさつをされ、「今日は富士山がよく見えるよ」
と教えてもらったのでした。

 その富士山が見える方向に、遊具が設置されていて、
遊具の周りには、この地が町村合併前に六郷町と呼ばれていた時代に
この公園が整備されたことの名残として、六郷町の名物の「はんこ」の大きな模型が
並べられているのでした。

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 その富士山ですが、こんな感じに、雪化粧した6合目くらいから上が見えていたのです。

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 遊具の上に上って見た眼下の光景。岩間地区の少し先、宮原地区辺りが見えました。

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 そこをグッと望遠すると、中部横断自動車道の建設工事現場が確認できました。

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 南の方に目をやると、画面中央に粟倉山がそびえ立ち、
その手前の眼下には、富士川の流れが見えました。
富士川は、その昔は、水上交通が盛んな時代もありましたが、
いまはこの川に沿って走る国道52号が物流を支えています。
そして、これからは、中部横断自動車道がその屋台骨を支えるようになる・・・
でも、いつになるのかなぁ、まだまだ時間がかかりそうです。

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 メタセコイアが植栽されている一角で空を見上げたところですが、
その空を航空機がいくつもいくつも通過していきました。
そう、ここは空の交通路でもあったのです。

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 お終いに、芝生の広場がボコボコになっているようす。
どうしてだと思いますか・・・。
それは、イノシシのしわざ、夜な夜な現れているらしく、
夜間では富士山を楽しむと言うこともできず、腹いせに芝生をボコボコにしているのか・・・。
いやいや、そうではない、芝生の下を強い鼻で掘り返し、地中のミミズなどの餌をさがして
おなかを満たそうとしていたことを物語っているのです。
 自然が豊で、静かな面持ちのいい公園なんですが、
もともと動物たちのテリトリーだったのでしょう、こうしたことは避けがたいようです。

ありあけづき [月や宇宙・宇宙開発]

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 朝の9時ちょっと前に見上げた空に、お月さまが静かに浮かんでいました。
今日は旧暦では、10月22日。
で、旧の16日を過ぎて、夜が明けても月が見えるのを「有明月」とか、
「有明の月」というのだそうです。

 このところ、好天が続いてきて、小春日和の毎日でしたが、
明日には、そうした天気が崩れて、雨もあるとの天気予報が聞かれました。
さて今日はどうしようかな。

遅い月の出とオリオン [月や宇宙・宇宙開発]

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 旧暦10月21日のお月さまです。
撮影時の23時20分頃の月齢は20でありました。

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 月が上がるのが遅くなり、その分、星がきれいに見られました。

 今日は勤労感謝の日。二日酔いの回復に多くの時間を費やした日になりました。

バッドないい夫婦の日でした [エートマンの日記]

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 昨日、11月22日は語呂合わせで「いい夫婦の日」でした。
でも、ずいぶん深くいただき、記憶喪失状態となってチョー・バッドでありました。
コンパクトデジカメのデータにこんな写真が残っていましたが、
記憶がおぼろ、月を撮ろうとしたのか、はたまた
市役所のいくつかの部署で遅くまでお仕事しているのを撮ろうとしたのか、
全く記憶にございません。