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ミュゼ・マルシェ [博物館・展示会]

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 今日、市役所で目にしたポスターの1つで、とてもオシャレなもの。何のポスターかな。
タイトルは「Musee Marche」、どうやらフランス語らしい。意訳をすれば
芸術のプロムナードといったところでしょうか。美術館と文学館が織りなす・・・。
いいなぁと思いつつ開催日を見れば、ああ、無情、行ける状況にはありませんでした。
でも、いい企画ですね。参加した方はさぞかし芸術の秋を堪能されたことでしょう。

再び旧奈良駅舎 [エートマンのお出かけメモ]

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 JR関西本線、今では大和路線の愛称を持つその区間の主要駅である
奈良駅に降り立ちました。その駅前でのスケッチです。
朝の8時過ぎ、急ぎ足で行き交う人の姿を横目に、そうじっくりしてもいられませんでしたが
朝の空気の中で、凛とした建物、いいなぁと思いながら眺めました。
 どうしてこの旧駅舎に惹かれるのでしょう。
それはなんといっても、2002年(平成14年)から進められてきた奈良駅の
連続立体交差事業により、いったんは解体撤去される運命だったものが、
保存を望む声に押され、曳家工法まで採用して こうしてまた新たによみがえった
建物だからであります。
こういうこと、山梨では想像すらできなかった、残念な想いがあるからです。

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 今は、奈良市の総合観光案内所として利用されているそうです。

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 所用が済んで、お昼過ぎ、再び奈良駅前に戻ってきて、再び仰ぎ見ました。

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 宝形づくりの屋根の頂点には、五重塔の上に乗せられているような相輪塔が
付いています。

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 避雷針を兼ねているのでしょうか。水煙に相当する装飾です。
古都奈良の空に、昭和9年の雰囲気を掲げて、現代から未来への指針となっている
そんなふうに感じられました。

 今回のタイトル「再び旧奈良駅舎」としているのは、次の過去記事を踏まえたものだ
という意味であります。今回は、かなり簡略に済ませていることを、ちょっとばかり
丁寧にメモしております。よろしければご参照ください。
[iモード]「奈良でのスケッチ・2題」2008.11.9