3本のエノキたち [巨木・記念木・気になる木]
前回見た七覚川左岸堤防の中央市指定天然記念物の大ケヤキの近くに
比較的大きなエノキが見られます。こちらは無指定です。
よく見れば、3本からなるエノキで、合わせ技でスケールの大きな存在となっています。
エノキは成長が早く、大きくなる木なので、これくらいのものは
たいして巨木とかいわれず、近くのケヤキの古木から比べれば、まだ若く、
したがって天然記念物の指定もこれらの木については、なされていません。
「七覚川河川敷のケヤキ」 [巨木・記念木・気になる木]
昨日見た「七覚川河川敷のケヤキ」です。これは、中央市の文化財(天然記念物)の
指定名称です。
この木は、これまで2度ほど取り上げていますが、冬枯れの姿ははじめてかなと
おもわれます。
地上から少しして、大きく二つに幹が分かれ、それぞれが怪しく天に向かって伸びてます。
二つの幹が絡み合うようにして枝を張り、若い木の箒立ちの樹形とは違い
重厚感があります。年の瀬の気ぜわしさを忘れさせてくれました。
ひょっとしたらあの屋根・・・ [エートマンの日記]
昨日、ローカルのニュースで、甲府駅北口の施設の屋根の一部のガラスにヒビが・・・
というのが流れ、大問題的に扱われていました。
写真は、前々回の記事でとりあげた写真の一部を切り出したものです。
近代的な施設、まだできてそう何年もたっていないけど、ちょっと問題が起きたようです。
施設管理はたいへんですね。改修工事、ご安全に・・・。
ある100周年 [エートマンの日記]
ポピーのかわりに、わが家の庭のミニバラをとりあげました。
今日の話題は、岩波書店の月刊PR誌『図書』11月号(801号)からとっています。
その14~19ページに物理学者・小沼通二さんの「戦没者を偲ぶ」と題する文が
掲載されていて、副題が―「フランダースの野に」百周年―とありました。
第1次世界大戦の折、ベルギー西部の町・イペールで、毒ガス兵器が最初に使われた
激しい戦いがありました。その毒ガスは後にイベリットガスと呼ばれるようになりました。
イベリットガスすなわちイペールのガスです。そこで倒れた多くの兵士たちを偲ぶ詩
「フランダースの野に」は、1915年の12月8日にイギリスの週刊誌『パンチ』に
掲載されてより100年が経ちました・・・という記事なのです。
「フランダースの野に」は、最初の発表時、無署名だったそうですが、
後にカナダのジョン・マクレーによるものだということが明らかになっているそうです。
マクレーは医師で、その大戦に従軍し、戦場の悲惨さを訴える詩を残したのですが、
世界は今もマクレーの想いを聞き届けようとしない部分があります。
詳細は、『図書』掲載文をご覧いただくこととしますが、今日はそうした日でありました。
そういえば、この日は、太平洋戦争の開戦の日でもありました。
風変わりなバスいっぱいのイベント [あったとさ]
一昨日の土曜日の午後、甲府駅北口の広場で、いろんなバスを集めたイベントが
開かれているのを舞鶴陸橋の上から見かけました。
面白そうだったけど、別課題があったので、遠目にちらっと眺めただけで終わり、
ちょっと残念な想いが残りました。
もう少しの命 [新しい土地利用のかたち]
山梨県庁の近くの交差点です。交差点名を「県民会館前」といいます。
その名のとおり、ここに県民会館ビルが建っていました。と、過去形でいうのは、
いま解体工事の真っ最中、もう少しで消えようとしています。
この場所は、江戸時代には甲府城の内堀でした。そのもっと前、中世には一蓮寺という
時宗の道場があったと考えられています。
ずっと下って、昭和の30年代に県民会館公会堂と8階建ての同ビルが建てられたのでした。
それがいま、公会堂はとうに撤去され、またビルが消滅しようとしているのです。
この先どのように土地利用が変わっていくのでしょうか。
ある絶滅危惧種 [おおっ!]
左側のものは、いま主流になってきているLEDの赤信号で、右のものは
従来のランプ型の赤信号です。まだあったか、という感じですが、ともすると残っているのが
確認されます。ランプの生産をやめるよう政府筋がはやしているようなので後者は実に
絶滅する運命にある、ということでしょう。どうでもいいことですが・・・。
さすがにこの時期、連夜に及んで、夜の街を徘徊する課題があって、またまたの夜の街で
ひろった話題でありました。だいじょうぶ、21時には終了していますから・・・。
イチョウが緑・・・ [エートマンの日記]
夜9時過ぎ、甲府市相生の、通称;平和通りでのこと。街路樹のイチョウがまだ
緑色をしている部分が多いのにおどろきました。
今日は午後から時折強い北風が吹いたのに、そんなふうになっても、イチョウの葉は
まだたくさん枝にとどまっている。暖冬ですまされない感じがします。
今日は大切な会議が無事終了。そのあとの会も無事終了。関係の皆様、お疲れさまでした。
なお、撮影は柘植の植栽の上にデジタル一眼を放り出し、セルフシャッターで
2秒間露光のうえ、勝手におさまった街路樹のようすでありました。
こんなところに風神・雷神が・・・ [寺院めぐり]
10年前のこの日、甲州市塩山小屋敷の名刹、恵林寺を訪ねていました。
そのことは、このブログの初めの方に記事があります。「恵林寺境内で」がそれです。
本日、その10年前のファイルをひっくり返して見たところ、あらためておもしろいものを
見つけました。それは・・・
これです。どう見ても雷神ですね。雷神があれば、当然のように風神もあるのでは・・・。
はい、ちゃんとありました。画像よくないですが、おもしろいですね。
どちらも本堂入り口の軒下の装飾の中にみとめられたものです。