SSブログ

思い出の身延線車両・4 クモハ115 [鉄道-とくに身延線点描]

180106kumoha115-2011_060618.jpg

 2006年6月18日に見た身延線の車両です。正直に申しますと、この時、身延線の車両を
見ようとしていたのではなく、その向こう側の甲府駅の待機線にいたEF-64を線路外から
見て回っていたのです。それで、EF-64と身延線の車両が並んでいるのが、かっこいいなぁ
という感じに撮っていたのです。だから、この時、身延線車両が写っているのは、この1
カットのみで、あまり細かなことがわからないままです(先頭なのか最後尾だったのか、
あるいは2両編成か、3両編成か、など)。

180106kumoha115-2011_060618b.jpg

 ともかく、クモハ115-2011の車両番号だけが、この写真から確認できることでした。
 115系は、国鉄時代に開発された急勾配路線のための近郊形直流電車で、1963年から19
83年にかけて製造され、1987年の国鉄民営化もJR東海などに引き継がれた車両なのだそ
うです。それで特に、身延線に投入された車両は2000番台で、1981年から製造され、そ
れ以前の旧型車両と置き換えられたと言うことのようです。
 この車両の投入の始めは、車両の塗装も「身延色」といわれるブドウ色の地に富士山の
雪をイメージした白線が入るものだったそうですが、民営化後には、今回見るようないわ
ゆる「湘南色」に変更されたということです。なお、身延線全通70周年にあたった1998
年には、約1年の間、限定的に「身延色」が復活したこともあったようですが、そんな歴
史を持つこの115系、2006年から現行の313系に置き換えられ、姿を消していったので、
この写真は、身延線の115系運行の最終段階のことと言えるようです。

《追記》この記事の作成に当たっては、「ウィキペディア」の情報を参考としています。
 

nice!(0)  コメント(0)