駒ヶ岳神社(4) [神社まいり]
今回訪問(9月7日)の駒ヶ岳神社については、最終となりますが、
実は、この駒ヶ岳神社、2つあるのです。
そのどちらも駒ヶ岳に上る登山道の入り口に当たっており、
両者の道はその先で合流するのではありますが・・・。
今回お参りしたのは、竹宇の駒ヶ岳神社でありました。
神社のずっと手前にある駐車場の一角に立っていた案内板です。
縮小して見えにくくなってしまいますので、一部を縮小サイズを変え色枠もつけました。
その赤い枠で示したのが今回の駒ヶ岳さんです。
青で示した方は、またお参りしたことがありません。近いうちに・・・ではありますが。
駒ヶ岳神社(3) [神社まいり]
少し時間が空いてしまいましたが、またまた駒ヶ岳神社です。
この写真もこの前の「駒ヶ岳神社(2)」で使用したものの再掲です。
この写真にもたくさんの石碑・石造物が写っていますが、
今回は駒ヶ岳信仰にかかわると見られる神像などを表した石造物をいくつかとりあげます。
1つめは、石鳥居の近くの岩の上に立っていたものです。
2つめは、社務所の近くにありました。お不動さんみたいですが・・・。
3つめ、駒ヶ岳の信仰にかかわる神像のようです。
4つめ、お滝の入り口辺りに見られました。
カラス天狗さんでしょうか。大事な鼻が折れてしまっています。
5つめ、ラストですが、三面六臂の、とても迫力のある神さま乃至は仏さまです。
まだまだあるのですが、印象的だったもの5点の記録にとどめます。南無。
駒ヶ岳神社(2) [神社まいり]
少し間が開いてしまいましたが、駒ヶ岳神社の続き、その2です。
復習の意味もあって前回の写真の1つ、石鳥居前からのものです。
よく見ると、その先の拝殿、何だかとても新しい感じです。
左手は社務所。右手は、神楽殿。そして正面の奥に見えるのが拝殿です。
社務所以外は新しい建築のようです。
拝殿の正面に掲げられた神号額には、「甲斐駒ヶ岳神社」とありました。
神社の拝殿・本殿の右脇を通ってその先へ。ずっと道が続いています。
実は、甲斐駒ヶ岳への登山道となっているのです。
その先に魔利支天を祀る社もありまして、そこをもお参りするように、登山道は進んでいくのです。
長い歴史と伝統のある、山岳信仰の拠点であるため、境内のそこここに
駒ヶ岳信仰に関わる石像物が数多く見られます。
このように歴史のある荘厳な神社なのに、拝殿などが新しいのは何故か、とても気になりました。
そんなときに役に立つ、手元の『角川日本地名大辞典』を開いてみたのですが、
まったくそのことに関する記述は見当たりませんでした。
次にネットで検索。わかりました、わかりました。
2002(平成14)年に火災で焼失、2006年に再建されたとこのとでした。
(Web『神殿大観』「甲斐駒ヶ岳」の項)
駒ヶ岳神社(1) [神社まいり]
北杜市白州町の駒ヶ岳神社を訪ねました。
この神社は、甲斐駒ヶ岳を仰ぐ山岳信仰の歴史を伝える神社で、
山頂に祀られているものの里宮という位置づけがあるようです。
神社の入り口に立つ説明板には、次のような説明が記されていました。
甲斐駒ヶ岳・駒ヶ岳神社
甲斐駒ヶ岳の名称は、建御雷神から生まれた天津速駒と言う
白馬が住んでいたのに由来します。同様に尾白川もこの白馬の
尾から取られたものです。甲斐駒ヶ岳は信濃の人 今右エ門の
次男、権三郎(後に弘幡行者開山偉力不動尊)によって開かれ
た信仰の山であります。
駒ヶ岳神社は甲斐駒の麓にあり、今から約270年前に駒ヶ岳
講信者が建立し、須佐之男命の子 大躬貴命が祭られています。
幽玄なる神木に囲まれたこの神社は毎年4月12日に神楽が行わ
れ、講社・氏子の参拝で賑やかです。
白州町
説明板の通り、幽玄な雰囲気の漂う神社の境内を、石鳥居前から拝見したものです。
石鳥居の扁額には、「駒嶽神社」と四文字が記されていました。
文字は、初め金押しがされていたのでしょうか、ストロボの光に帰ってくるものがありました。
注目の坂折社(2) [神社まいり]
振り返ってみると、シルエットで見えてる石鳥居、真ん中にあるはずの神号額がないのです。
元々ないのか、失われてしまったのか。
鳥居の向こう側には、山梨リニア実験線の高架橋が見えています。
それからずっと先には花鳥山。
あらためて神社の正面を見つめ直してみると、石鳥居の左手に注連がまわされた
石碑が目にとまりました。
じっくり拝見すると、「坂折天神社」と中央に書かれ、その右肩には
「日本武尊御旧跡」とありました(「旧」の字は旧字です)。
そういえばここに来る途中の、もう少し小さい同様な石碑にも「坂折社」とありました。
後でネットなどでも確認しましたが、坂折社ということであります。
天神さまもお祀りされた経緯もあるのかもしれませんが、
近くの花鳥山とも関係があるヤマトタケルノミコトの伝説に彩られた神社であるようです。
境内にはさらにいろんな神様たちがおられるようでした。その辺については次回に。
注目の坂折社(1) [神社まいり]
およそ1か月ほど前のこと、笛吹市内の花鳥山の展望地からリニアを見た日、
あわせて、とある神社を見ていました。
立派な社叢に石の鳥居・・・。
しかもよく見ると、石碑がいくつか。忠魂碑あるかも・・・、
そんなノリで、花鳥山を下ったのでありました。
でたどり着いた神社がこれ。
何というお名前の神様でしょうか???。
鳥居をくぐり境内正面を見ると、一対の石灯籠とやや新しめの社殿がありましたが
特に神社の名称を知りうるものが見当たりません。
さて・・・、しかしともかくお参りお参り・・・。
神様のお名前をつかみかねたままお参りしました。
くろとな・4 [神社まいり]
シダレザクラに花を添えられた神社の鳥居の神号額。
そこには「黒戸奈権現神社」とありました。
ここは、甲府市北部の山間部、標高約1,000mの黒平町。
しずかな日だまりの地でありました。