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信玄のおサルさん [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 時々登場の岩波書店の月刊PR誌『図書』、その2016年1月号です。
この号の中に、とてもおもしろいものを見ました。う~ん、正確にいえば、この号の中で
発生したおもしろさではなく、過去に何かの記事で見て、記憶の彼方に存在したものが
この号の中にあるページの1点の挿画でよみがえったものでありました。

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 こちらがそのページの、その画像です。赤い円の中のものです。
焦点をあてたページは、同号の18ぺージですが、この記事は「挿画を選ぶ楽しみ」
という、宇佐美文理・京都大学文学研究科教授(中国哲学)によるものでありました。
宇佐美さんが担当された漢詩の解説の御本の挿画選びを話題とするものでしたが、
3つの候補をあげたところ、どうなったかを紹介する場面でした。

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 赤い円でチェックした画像をもう少し大きく取り上げました。
この絵画は、東京国立博物館に所蔵される12世紀の南宋絵画の秀作で「猿図」と
題されたもので、作者は「伝毛松筆」とされていますが、確かではないようです。
 ともあれ、南宋の絵画でありますので、描かれたサルも中国のそれだと
長い間信じられていたのですが、ある時、博物館でこの絵をご覧になった昭和天皇が
「これはニホンザルだね」とご指摘になられた話題の作であります。
 さらに、この絵は、わが郷土がうんだ偉大なヒーロー、武田信玄入道が京都の門跡寺院・
曼殊院の覚如法親王に贈ったものだといういわくつきの作品だということも見逃せません。

 信玄入道はどのようにしてこの絵を入手したのか、についてはいまだ説明に接しては
おりませんが、このほど始まった今年の大河ドラマで、何度も「信玄入道」が
出てきたことから、急に古い記憶が呼び起こされたものでありました。今年の干支が
申(サル)でもあるし、ねっ。
 

さよなら2015年のかんなづき [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 この10月に岩波書店の月刊PR誌『図書』が800号を迎え、10月号はその記念号と
なりました。1949年の11月号が初号だというから、その積み重ね、すごいなぁ。
当ブログ『えーと 何だっけ?!』も11月スタートでしたっけ。あやかりたいものです。

 さて、神無月・10月も今日でおしまいです。
今年も明日からの霜月・11月とその先の師走・12月を残すのみとなりました。
 この数年、このブログでは、「さよなら今年のかんなづき」という趣旨の記事を
残してきています。どうでもいいことですが、リスト化してみます。

ひらめきさよなら2015年のかんなづき・・・今回
ひらめきさよなら2014年のかんなづき・・・http://bnvn05.269g.net/article/18608600.html
ひらめきさよなら2013年のかんなづき・・・http://bnvn05.269g.net/article/17795434.html
ひらめきさよなら2012年のかんなづき・・・http://bnvn05.269g.net/article/17379325.html
ひらめきさよなら2011年のかんなづき・・・http://bnvn05.269g.net/article/16943302.html
ひらめきさよならことしのかんなづき(2006年)・・・
                 http://bnvn05.269g.net/article/3142107.html

今年もまたそんな季節に・・・いい〇〇〇の日 [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 わが町のお菓子工場・シャトレーゼは、今年もやるそうです、3日間限定企画[exclamation×2]

 たとえば、ハートデコレーション 1,122円。
昨年も登場したハートフル・フレジェ 367円。
大人の嗜みクワトロフロマージュ・デコレーション 1,890円。
ゆったりながもちスイートアップル+ハニーポテト 546円。

 さて、今年も・・・と、いさんで立ち寄った今晩のシャトレーゼ直営店。
でもちょっと失敗、早すぎたぁ~。21日からの3日間ですよ~。今年はどれにしようかな・・・。

(当ブログと運営者エートマンは、シャトレーゼを応援しています、勝手に・・・)


《補記:2024.4.24》
  少し前に画像リンクの再設定を行っていましたが、
  記事のリンク切れがありましたので対応しました。

野田九浦と「神武天皇の御東征」 [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 先日、市川三郷町の葛籠沢地区をうろついていたとき、こんなポスターを見かけました。
あっ、山火事ではなくて、ちょっとばかり「うよく的な」方のポスターのことです。

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 皇紀2672年だそうで、その建国記念の日(2月11日)に、
この近くに鎮座まします浅間神社(宮原浅間神社)で、こうした祭典があることを
地域の方々に告知するものとなっているようでありました。

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 それで今回の注目点は何といってもこの絵画。
金色のトビに導かれて・・・という神武天皇の東征の伝説の一場面を描いたものです。
これをそのまま国の歴史と考えてしまってはいけないのですが、
だからといって何も知らないでいるのも、なんですね・・・。

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 どんな方が描かれた作品なのか気になりましたが、絵の下辺に添えられたキャプションにより
野田九浦による「神武天皇の御東征」という題名の作品だということで、
いましがたネットで調べてみました。
 野田九浦は【のだ・きゅうほ】とよみ、生没1879~1971年、東京生まれの日本画家で、ほかに
絹本著色「恵林寺の快川」(昭和17年作・東京芸術大学大学美術蔵)などの作品を残しています。
うん、山梨にゆかりがあるのかしらん・・・?

20mでわかる・・・?! [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 前回の記事「お休み中のEF64-38」でとりあげた
EF64を見た場所で、視線を180度回すと、こんなのが見られました。

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 工事用の仮囲いフェンスにパネルが張り出されていて、その1つひとつは、
イラストと説明文で何かを説明しているようす・・・。
パネルとパネルの間に赤い三角マーク・・・進んでいく方向を示しているらしい・・・。

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 進んでいくと、並んだパネル群の上にそのテーマが大書してありました。
曰く「20メートルでわかる! 甲府城の歴史」
皆さんももうご覧になりましたか。

NTT新甲府ビル屋上の通信塔も・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 今日(2011年1月11日)のお昼休み、外はとても寒かったけど、
がんばって外に出て、そのいきおいで、これ撮影しました。
職場の周りにある公園からの遠望であったため、画像にゆらぎがあります。
それはともかく、普段はほとんど気に留めていなかった、NTTの新甲府ビルの
建屋の上に建つ、東京タワーほどじゃないけど、そこそこ大きなアンテナ塔。
それも数えてみれば7段の塗り分けが施されていたのです。

甲府・北口3丁目のガスタンクをめぐって [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 先日(2010年4月6日)の記事「普通列車・富士行き あっと甲府」において
最後にもう1つ付け加えようとしていた写真がありました。
それがこれです。
身延線の電車見たあとで、EH-200 ブルーサンダーが上り線を加速しながら
甲府駅を出て行くのを見かけたので、そのことも付け加えようとして、そのままになっていたのでした。

 ところで、この写真の左端にも写っているガスタンクをめぐって、
新たに知り得たことが2つありました。

 1つは、ずっと東京ガス(株)の甲府支店だと思っていたのが、
最近変わっていたことです。
2009年10月1日付けで、東京ガス山梨株式会社ということになっていたのでした。

 それから、もう1つは、その東京ガス山梨(株)の敷地の中にある
あのガスタンクの模様についてです。
いつからか、いま見る形にかわっているのは承知していたのですが、
いつ変わったのか、どんな経過があったのか、ほとんど気にしないでいました。
でもこのほど、このブログの読者、ryuさんからいただいたコメントによって
はたと気になり出しました。

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 こちらは、手元のファイルをひっくり返して探し出した、
少し前までのガスタンクのペイント状況です。

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 明るい緑系の地色に、甲府市の鳥・カワセミと、国の特別名勝になっている
御岳昇仙峡とをデザインして描き出していました。

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 そしてこれ、本日撮影のガスタンクです。

 さて、このガスタンクのペイントについてですが、ネットで検索してみると、
このような塗装に変わったときの地元紙の記事を掲載しているサイトが見つかりました。
そして、その記事によると、
 1)いあまるガスタンクは1985年に設置されたもので、直径約21m、容量は5000kl。
 2)12年に一度塗り替えられていて、1997年に塗り替えの際にはカワセミと昇仙峡が描かれた
 3)2009年9月に新塗装がお目見えする(日付は不詳ですが予告記事のようでした)
 4)新しいデザインは、舞鶴城公園や市が整備した歴史公園などの周辺景観に配慮したもの
 5)具体的には、お城の石垣や漆喰塀、屋根瓦などの色を用いた抽象的デザインとなる
 6)新デザインは「甲府駅北口まちづくり推進委員会」の意見を踏まえたもので
   北杜市の美術家・冨永泰雄さんによる「KOSHU COSMOS」と名付けられたデザイン
ということがわかりました。
なお、当該記事があったのは、冨永泰雄さんのWEBサイト「art work POTMAN」でありました。

 さらにまた、検索作業のなかで、全国のガスタンク情報を集めた「ガスタンク・マップ
というサイトがあることも知ることができました。
ガスタンク1つとっても、なかなか奥が深いですね(・・・エートマンの正直な感想です)。
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黒野田林道 [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 こちらは、前回の記事で話題にしました
黒野田林道の途中にある展望台の景観です。
丸太を組んで構造した四阿(あづまや)があり、
周囲を見渡せる場所には、写真による説明板、
また周囲の山々が恩賜林あることから、恩賜林説明板などがあります。

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 展望台なので、富士山はもちろん、とくに東の方向に視界が開け、
新緑の山々が展望できました。
 空気が澄んで、条件がよい日には、
新宿の高層建築群が見られることもあるんです。
 ウソだと思ったら、こちらで確かめてください。
2006年11月12日の記事「夕焼けとんびじゃないけれど・・・」です。

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 黒野田林道の全線をピンク(縮小をした結果、紫色に見えるかも)で示した
地図を用意しました。
林道の笹子側の起点は、東山梨変電所への連絡道路に接続しています。
このため、西群馬幹線や葛野川線という山梨県内有数の送電線群を
堪能することが出来ます。
とくに黄色の点線内で、そうした送電線の観察が楽しめます。
 また、赤でマークした展望台の位置も確認できるでしょうか。
都留市大幡側の林道入口付近でも、西群馬幹線や都留線が観察できます。
実際、5月10日の「ねんにはねんをで、また、ねんが・・・」という
何ともしょうもないタイトルの記事でご紹介した都留線の撚架鉄塔は、
ここから望遠したものです。

 ただし、この黒野田林道は、冬の間は、閉鎖されています。
また夏の間も、とても落石が多く、路面のあちこちに、
山の上の方から落ちてきた、大小の石が、ごろごろしています。
通行にはとても肝を冷やす林道となっています。
できれば通行は控えた方がよいかと思います。
どうしても通行するときは、自己責任で!
万一にも何かあったときに、道路管理者に責任を問うような方は、
絶対に通行しないこと、だとお伝えします。

 この展望台は、初狩駅から鶴ヶ鳥屋山に登るハイクコースにも当たっているので、
JR中央線初狩駅からの日帰り山歩きとして、お出かけになるのもよいかと思います。

地球に優しい戦争を! [ふむふむ そうなんだぁ!]

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 今朝のNHK-TVのニュースの中での話題についてのコメントです。

 鳥は、空を飛ぶとき、エサを食べて体力を確保し、飛びます。
飛行機は、民間機、軍用機を問わず、燃料を燃やして、推力を確保し、飛びます。
でも、飛行機の場合、燃料を燃やすと、CO2の排出など、環境への影響が残ります。

 そこで米軍では・・・、

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 「戦闘能力を落とさない範囲で、CO2の排出削減などの取り組みをしてますよ、hi!」
と、いうようなインタビュー内容・・・。
そうです、これからの世界では、地球に優しい戦争をしなければならないのです。

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 軍用機を飛ばすときの燃料を改善して、CO2の排出を何パーセント削減とか・・・、

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 基地で使用するエネルギーに太陽光を取り入れるとか・・・。
ここまで来ているのです。
私たちも、見習わなければ・・・。

日食がありました・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

ご隠居 <やあ、長生きはするもんですな、昨晩の天体ショー、なかなかでした。
  まんぞく、まんぞく。
熊さん <あれ、ご隠居。何ぶつぶついってんですか。
隠 <あぁ、熊さんかい。どうした、よかったらあがんなさい。
  ところで、熊さん。見ましたかな、夕べ。
熊 <へぇ、しっかり見ましたよ。やぁ、なかなかのもんでしたね、ご隠居。
隠 <そうか、熊さんも見たか、6年ぶりの皆既月食。
熊 <ちょ、ちょっと待ってくださいよ、ご隠居。
  ぼけちゃぁいませんかってんだ。何が月食ですか。
隠 <ぼ、ぼけてなんかいませんよ、失礼な。夕べのあの月食、
  いま熊さんも「しっかり見ましたよ」っていったばかりじゃないか。
熊 <えぇ、夕べは、6時頃から晩飯の代わりに茶碗酒して
  お月が上がるめえには、お布団に入り、ふわ~んと。
隠 <なんだい、それって早々酒くらって、酔い酔いで寝ちまってこと?
  じゃぁ、ちっとも見てなんかいないんじゃないですか。
熊 <いえいえ、ホントにちゃんと見ましたよ。
  ウサ公の野郎が出てきて、マイクなんか持っちゃって
  「こちらは対日月面情報局」、とかなんといって
  ・・・聞いてますか、ご隠居。
隠 <聞いていますよ、聞いてます。しかしだな、何だか夢のような・・・
熊 <まぁ、聞いてりゃいいでさ、続きですが
  そのウサ公のレポートてっのが、「皆既日食がこれから始まりますので、
  現場からそのようすをお伝えします」なんてぬかしまして、
  そのうちに真っ暗闇、どうしたのかと思ってると、
  声だけが続いていてですね。
  「ただいま皆既日食となり、昼間なのに、当たりは一面に真っ暗け」
  なんていっている内に、真っ暗がりに酒盛りしている雰囲気に・・・。
  で、闇の中の声曰く「ここでお仕事の手を休め、
  久々の休養を取られている皆さんにうかがってみます」
  「今日は、皆既日食で、これを喜び、しばしのお祭りさわぎ、楽しいですよ」
  「ほんと、久しぶりの日食。再び日が出るまでは、毎日やってる
  お餅つきもお休みよ~ん」
隠 <これこれ、熊さん。熊さん、いいこんころもちで夢見ちゃったんだな。
  しかし、地球で見た月食も、月から見れば日食ってわけだわな・・・。
  やあぁ~、熊さんの怪奇な夢物語にショーック!!
熊 <うううっ、さぶ・・・・
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