SSブログ
ふむふむ そうなんだぁ! ブログトップ
前の10件 | 次の10件

私の「ぷち・自由研究」あるいはRGBということ [ふむふむ そうなんだぁ!]

070802rgb01.jpg

 実は、このところ「自由研究プロジェクト」に参加しています。
甲府の某有名デパートなので、親子連れでにぎわいますが、
中身を見て、このどこが「自由研究」なんだーと、
いぶかる向きもあります。

 「自由研究」・・・この言葉の響きが問題なんですよね。
研究するということは、どういうことなのか、大人はしっかりと
概念や手法を身につけさせることなく、子どもは夏休み、
自由な時間がたくさんあるのだから研究でもしなさいと・・・
先生も親も、「研究」らしい研究をしたこともないまま(例外もありますが)
だから「研究」ってどんなものか、きちんと示さないまま、子どもには、自由に、研究しなさいと・・・
(この「自由」というのもくせ者で・・・)

 で、どうしたらいいか。
ああ、そうか、デパートで自由研究の相談会があるらしい・・・
と、来てみたら自由研究の相談会なんかじゃない。
おかしいじゃないか・・・

 あのね、これは自由研究のヒントを見つけるきっかけを提供するもので、
そこに行けば、すべて自由研究が完了できます・・・何ていうものじゃないのですよ。

 ・・・って、何か、よっぱらいのたわごと口調になってきました。
実は、プロジェクトが19時頃終了すると、たいへんのどが渇き、
それを潤す必要から、アワアワしちゃってるのです、連日・・・
冒頭の写真は、アワアワして、ヨイヨイになった後、
帰還命令に従って、回収カプセルを待ち受ける場所が、
某大手通信キャリアのお店の前で、そこにある電光掲示板を撮影したものです。

 黒地に「白」「赤」「緑」「青」で、有名通信キャリアの基本的な
コマーシャル・イメージが表示されています。
このうち、「赤」すなわちred、「緑」すなわちgreen、そして「青」イコールblue
これは、光の三原色なんですよね。
それぞれの色の頭文字をとって、「RGB」というのは、
コンピュータで色を表すときに、よく記号化されて使用されています。
例えば、インターネットの画面で、特定の色を表すように命令を書くとします。
赤なら<font=”#ff0000”>なんていうことになりますが、
#のあとの二桁ずつの数字が、R・G・Bそれぞれの色の分量を示します。
「数字?」って、ヘンだよ。ffはアルファベットで数字じゃないじゃんっておっしゃるかも。
いえいえ、これはコンピュータにわからせる約束として16進数での表記で、
0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,a,b,c,d,e,fの16文字で、
一つのくらいを表記しますので、
fというのは、「15」を意味するのです。
もう一つ増えて「16」になると、位が一つ増えて「10」になります。
したがって、16進数の「ff」は10進数に直すと、「255」
#ff0000は、赤の成分が255、緑と青の成分はゼロ、ということを意味し、
それに基づく表示は、「赤」色となります。
で、「緑」なら#00ff00、「青」なら#0000ffですね。
以上は、インターネットの通信により色を表現するときの約束みたいなことの話ですが、
はじめの電光掲示板ならどうか・・・と、じっくり眺めてみたのです。

070802rgb02.jpg

 電光掲示板にニュースが流れ始めました。
画面の上は、青地に白い文字。
青地は、青い小さな電球(正確には電球とはいえないか・・・)、
言い換えれば青い画素ですね、それが点いている状態です(#0000ff)。
また白は、赤と緑と青の3色がすべて灯っている(#ffffff)。
 画面下段は、黒地に黄色の文字。
黒地は、赤と緑と青の3色がどれも点いていない(#000000)。
そして黄色は、赤と緑の組み合わせ(#ffff00)です。

 このように電光掲示板の表示は、R・G・Bの3つの画素の点灯するか、
しないかで表されていることがわかりました。

070802rgb03.jpg

 こちらは、電光掲示板での黄色の表示です。
さらに詳細に見るために、クローズアップしてみます。

070802rgb04.jpg

 あらためて確認しますと、黄色は、赤と緑の小さな電球が点いた状態です。
でも、どうですか。一部に緑の電球(画素)が切れているところがあります。
この部分は、この状態では「赤い」という表示になってしまっていますね。
 この電光掲示板は、それぞれの画素について、8つ分画素のユニットの
集合(あるいは配列)で構成されているようで、
そのうちの緑の画素を受け持つ1つのユニットが切れていて、
ここだけはいつも#000000(黒)か、#ff0000(赤)か、#0000ff(青)か、
あるいは#ff00ff(ピンク)は表示可能ですが、
#00ff00(緑)と#ffff00(黄)と#00ffff(青緑)
それに#ffffff(白)は不可です。
このユニットは、もう何年も前からずうっと切れたままなんですよ。

 まあ、ヨイヨイ状態で、こんな観察をして、時間を過ごすことがありますよ、
ということで、これってやはり研究ではないか!
たんなる観察メモだな!!!
nice!(0)  コメント(0) 

「水に取り組む」のお話 [ふむふむ そうなんだぁ!]

070219inayamaike.jpg

「水に取り組む」は、博物館のコーナータイトルですが、
このところの四ツ沢川砂防公園などもそうしたことの現場だといえます。
 今回の記事は、さらに踏み込んでの「水に取り組む」のお話です。

 写真は、笛吹市八代町岡の山裾にあります、稲山溜池です。
画面のずっと遠くに南アルプスがかすんで見え
(残念ながらこの写真ではわかりませんねェ・・・)
右手には、あの四ツ沢川橋が見えます。
とても風光明媚な場所です。

070219inayamaikenohi.jpg

 さて、この池は灌漑用水を得るための人工の池なのですが、
この池の畔に「稲山溜池之碑」が建っています。

070219inayamaikenohi02.jpg

 この地で、人々がいかに水に取り組んできたのかが偲ばれる歴史が
この「池山溜池之碑」の背面に記されています。
ちょっとの労により、書き起こすことができたので、ぜひご紹介したく
次に碑文の全文をのせます。

当地ハ大覚林ト呼バレ 面積五、三六三平方米 西ト北ニ一米余リノ 土塁ガアッタ 昭和八年七月 米倉村ト灌漑用水ノ争ガ起リ石和警 察署ノ仲介ニヨリ解決シタ コノ時溜池ノ必要性ヲ痛感シタ当時ノ岡村 担当 石倉勝次郎氏ヨリ コノ地ノ寄付ノ申シ出ガアッタ 九月一七日 村会デ村営工事トシテ溜池ノ建設ヲ決定 昭和九年二月二一日起工 全戸出役シ 総テ人力ニヨリ施工 五月六日竣工式ヲ挙ゲタ 総工費 一、八五〇円 内県補助一、一一〇円 工事中 五輪塔数基ガ出土シテイル 翌一〇年三月 漏水止メ工事ニ県補助金三一〇円ヲ以テ総テ完成シタ 以来 農業灌漑ニ大イニ役立ッテキタガ六〇年ノ歳月ヲ経テ築堤等 ニ老朽ガ進ンダタメ 平成七年 土地改良施設維持管理適正化事業 ヲ導入シ 大規模改修ニ着手シタ 堤内張ブロック 樋門底樋工事 導排水路ノ工事ガ 国県ノ補助ヲ得テ総事業費五、〇〇〇千万円ヲモッテ 完成シ 清水ヲ満々ト湛エテイル ココニ今日迄 溜池ノ建設ニ維持管 理ニ携ワッテキタ関係者ノ努力ヲ称エ記念碑ヲ建立スル       平成十年三月                八代町岡区

 いかがでしょうか。
なぜか漢字カナ文で、読みにくいかも知れませんが、
尊い歴史を伝えるのだという地区の皆さまの意識の現れではないかと思われ、
ついつい頭が下がる心持ちがします。

 で、碑文を読んで、気になることがいくつかあります。
 一つは、石倉勝治郎さんがもともと所有されていたこの土地ですが、
土塁が巡らされていたり、五輪塔があったりしたということなので、
中世の屋敷跡または、寺跡なのではなかったのでしょうか。
「大覚林」という古い地名は、寺だった可能性を示唆するのかもしれません。
 また、工事中出土した五輪塔は、その後どうなったのでしょうか。
 それはともかく、碑文の前後の文脈の中で、“五輪塔数基出土”というのは、
そのことにふれる必然性が、あまりないようにも思われますが、
唐突にもそのことを織り込んだことも、この地域の方々の
歴史への関心の現れとみられるのではないかと思います。

 初めの溜池建設の工事が起こされたのは、1934年の2月のこと。
それから73回目の2月が回ってきて、あらためてこの地の人々の
「水に取り組む」姿をまじまじと見るとき、
まあ、蛇足ですが、それが今だったら、工事前に、試掘調査などして
より古い歴史は、果たしてそのまま壊してしまってよいのか、
せめて詳細な記録を残しましょうみたいな相談もあったのでしょうが、
時代は、だんだんあの戦争に向かって突き進んでいく、
とても暗くきびしい世相にあり、当時では、とてもそんなことはいえなかったでしょうね。
 そうしてみると、今は、いい時代だなって、しみじみ思います。
(ちょっと心許ないところもありますが・・・)


 話は変わりますが、「水に取り組む」といえば、
明日(2月24日)午後1時から、甲府市社会教育センターを会場に、
山梨県埋蔵文化財センターが主催するシンポジウム『堤防今昔』があります。
こうしたことに、ご関心をお持ちの皆さま、ぜひ会場にお運びください。
nice!(0)  コメント(5) 

いま・・・なぜ・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

070203dousojin.jpg

 県立博物館構内にある道祖神です。
昨年、夏に、屋外展示物として、構築されたようですが
このところ、お祀りの跡が見られます。
どういうことなのでしょうか・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

しょくがん [ふむふむ そうなんだぁ!]

061028celica.jpg

 固いのもあれば、こんなのもあり・・・なのが、このブログの特色です。

 さて、今回のは、いわゆる「食玩」。
たて77ミリ×よこ48ミリ×高さ130ミリの箱に、
小さなガムが1粒入っています。
それだと、ガムが箱の中で踊ってしまいますので、
隙間を埋めるために、こんな立派なミニカーが入っているのです。
それで、300円也。
明治チューインガム株式会社のプロダクツの1つです。

 ああ、そうです。もう一つはいっていました。
ミニカーのモデルの解説シートです。それによると、

    7th ZZT231(7代目セリカ)

  1999年10月にフルモデルチェンジで登場した。トヨタアメリカの
  デザインチーム「CALTY」がデザインを手がけた、つり目が特徴と
  される。トップグレードSS-IIが搭載する2ZZ-GEは断続可変タ
  イミング&リフトバルブ機構(VVTL-i)を備え、190馬力を出力。


 うぁ~、おたくや。

 細かいことには、あんまり関心がないのですが、ともかく
よく走りますのです。このおもちゃ・・・
プルバックして手を離すと、実によく走る、やはりおもちゃは、こうでなくっちゃ・・・

《追記》画像リンクとカテゴリについて修正を加えました。2018年1月3日
nice!(0)  コメント(0) 

わたりをするてふ [ふむふむ そうなんだぁ!]

060604asagimadara.jpg

 このチョウのこと、ご記憶でしょうか。
6月5日のこのブログの記事で紹介しましたが・・・

 今晩(おっと、日付が変わったので正確には、昨晩-8/22-というべきですか)、
NHK-TVの「クローズアップ現代」という番組で、
このチョウについての生態の解明のための、各地での取り組みのようすが
『海を渡る蝶“アサギマダラ”』というタイトルで放映されました。

060822NHKasagimadara01.jpg

 左端が番組進行役のおなじみ、国谷裕子キャスターで、
中央はゲストの、鹿児島県立博物館元館長の福田晴夫さん、と
右端は、俳優で、日本野鳥の会の会長でもある柳生博さん。

 番組では、柳生さんが今年はじめて、お孫さんらとともに、アサギマダラの
渡りのメカニズムを解明するためのマーキング調査に参加された体験を交え、
全国の同好の人々と、インターネットを通じ、広汎な取り組みとなっていることなどを
昆虫の研究が専門の福田さんのコメントとともに、紹介されていました。

060822NHKasagimadara02.jpg

 アサギマダラのマーキング調査の取り組みについては、
番組の中にも登場された、福田さんらが運営されている
通称“アサギネット”に詳しいので、こちらもご参照ください。

060822NHKasagimadara03.jpg

 ともかく、なぜ、どうして、蝶が、海を越えて、
2000キロ近くも旅をすることができるのか、
いろいろな視点から、この謎に迫っているようすが紹介されていましたが、
最終的な謎解きのためには、純粋学術的に、多くの人が、
ネットなどを通じて、取り組みに参加していくことが、必要なようです。

知るは・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

060603himinejinja.jpg

 例によって、あやしい記事タイトルで始まりました。
今日のテーマは「知るは保護の始まり」です。
ますますあやしい・・・ まあ、ゆっくりお読みください。

 この記事のトップの写真は、笛吹市御坂町上黒駒にある
檜峰神社の拝殿の写真で、2006年6月3日撮影です。
つまり昨日、この檜峰神社を初めて訪ねました。

 拝殿の手前の境内の一角に、「標高1,090.06メートル」と
刻まれた石の標柱(ただし数字は漢数字表記)が建てられていますので、
かなり高標高で、空気もひんやり澄みきって、とてもさわやか・・・
霊験あらたかな雰囲気がただよっていました。

 さらにこの境内には、次のような説明板・・・実はこれが今回の記事のポイントです・・・
が設置されています。

060603himinejinjasetsumeiban3.jpg

 この説明板の趣旨は、この神社周辺は、「ぶっぽうーそー」となく鳥が
平安時代以来、長らく信じられてきた「ブッポウソウ」という鳥ではなく、
「コノハズク」という鳥なのだということが、わが国で初めて確認されたのだ、
ということを重点に書かれているのです。

 この偉大なる錯覚と昭和10年に当地での重要な発見のいきさつについては、
“山と渓谷社”から2004年に出版された中村浩志著
『甦れ、ブッポウソウ』という御本を参照されたいのですが・・・
(手っ取り早く知りたい方は、次のブログを参照されますように・・・
 フーシエさんの『東海雑記』の2005年8月5日の記事

 現在、山梨県の指定文化財のリストの中に、県指定天然記念物として
昭和33年6月19日付けで指定された『檜峰神社のコノハズク生息地』
があります。
 この文化財指定に際しては、説明板の中にも見える中村幸雄先生が
指定のための調査書を作成されたとのことで、その中に冒頭にかかげた
「知るは保護の始まり」という言葉がつづられていると
関係者から、うかがったことがあります。
 きちっと、事実を解明し、それが何であるか正しく把握して始めて
なぜ保護が必要なのか、どう保護すべきか、が理解されてくる・・・
そうしたことがとても大切なことだと思われます。

 ともかくこの檜峰神社は、山梨でもたいへん由緒深い神社の
一つであるばかりでなく、文化財保護の分野においても聖地なのです。

はじめて・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

060515akiyamahi.jpg

 先日(5/15)訪ねた三珠歌舞伎文化公園の中で見た記念碑です。
何を記念したのか、というと・・・
山梨で“はじめて”水力発電が行われた場所が近くにあって、
それが企画されてからちょうど100年たったという記念碑で
その記念の年にあたる平成6年に設置されたというものでした。

 「近くに」といっても結構離れてはいるんですが、
そちらは何分、山間のため、記念碑を設置し、なおかつ多くの人に
それが見てもらえるという環境ではなかったため、
こちらに天守閣もでき、人々の注目が集まったことから、
100周年記念碑もつくられることになったのだろうと思われます。


 山梨ではじめて建設された水力発電である芦川第一発電所ですが、
明治33年(1900)といいますから、今数えると
もう百年以上がたつところです。

 記念碑の右側にある胸像は、この芦川第一発電所の建設主体である
甲府電力(当時)の創業主、秋山喜蔵の像なのでありまして、
1927年、御嶽発電所の竣工を契機にそこに設置されたものでしたが
なかなか目に付きにくい状況だったのか、天守閣の建設に誘われて
現在の地に移設された・・・といった趣旨の説明文が、像主のお孫さんにあたる
関西電力社長の秋山さんによって、像台石の脇に付けられていました。

 ところで、山梨県立博物館では、この夏休みの期間に
山梨ではじめて○○○ができた・・・というようなことを集めた
「やまなしはじめて物語」が行われるらしいです。
こうしたはじめて水力発電が行われたということに関係した
資料なんかが見られるらしいです、小耳に挟んだところでは・・・。
楽しみですね・・・・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

もういちど・・・ [ふむふむ そうなんだぁ!]

060509tepcopr04komahashi.jpg

 もう一度、TEPCO葛野川PR館です。
 これは、展示パネルの一つ、「駒橋発電所」です。

060509komahashi.jpg

 で、帰りに見ました。ほんものの駒橋発電所。

 先ほどのパネルの中にもありましたが、
1907(明治40)年12月の運転開始というから
まもなく発電開始100年になりますね。
 これは山梨で2番目に古い発電所であり、
また、最大出力21,200kwの大容量発電を行い、
その電力を約76kmの送電線をへて、東京に灯りを点した
という点では、最初の本格的発電所であるとされています。

 100年の記念イベントとかあるんですかねぇ、でんこちゃん?
nice!(0)  コメント(0) 

つき [ふむふむ そうなんだぁ!]

 きのう、テレビのニュースで“歌会始”が
行われたことを流していました。
 きょうの新聞の記事で、確認できたことが
いくつかあります。

 まず、新春恒例の皇室行事で「歌会始の儀」というのが
正しい言い方のようです。で、今年は「笑み」が御題で
天皇はじめ、皇族と入選者10名の歌が朗詠されたそうです。

 それと、昨12日付けで、来年の御題が「月」で
未発表作品を一人1点、半紙に毛筆で自筆して
9月30日をしめきりとして公募する募集要項が
発表され、宮内庁HPでも見られると、出ていました。

060108moon.jpg

 今日は、月見るには、あいにくの曇りでしたが、月齢は13。
この写真は1月8日に、円光院(甲府市岩窪町)の参道から見たもの。

 これまで、2度ほど“月”の歌をご披露いたしました(12/612/20)。
ので、ひとつ、歌会始用のやつをチャレンジしましょうか。
(ムリムリ、次元がちがうだろう---陰の声)

 ああっー そとは雨になったよう。。。久しぶりの雨の音がします。
nice!(0)  コメント(0) 

イギリス積み [ふむふむ そうなんだぁ!]

 JR中央線の長禅寺架道橋(ガード)のうち、下り線部分には
創建当時かと思われる煉瓦積みが見られます。

051210chouzenjikadokyo00renga.jpg

 煉瓦積みと一口にいっても、ここでの積み方は基本的にイギリス積み。
煉瓦を長手だけを並べる段と小口だけの段を一段おきに積んでいく方式で、
すべて小口だけで積むドイツ積みに比べ、経済的でいて強度が確保される
ことで近代以降の構造物によく用いられる積み方だそうです。

続きを読む


前の10件 | 次の10件 ふむふむ そうなんだぁ! ブログトップ