霧山トンネル [tunnels]
みずがき湖見た、忠魂碑も見た、塩川神社もお参りした、火の見ちゃんも見た・・・。
そんな場所を通過する道路。県道610号・原浅尾韮崎線です。よく見るとその先にトンネルが・・・。
トンネルの東側坑口です。その左手にトンネルの名称を現すモニュメントがあります。
「霧山トンネル」とありました。
その裏側を見ると、平成6年3月竣工とありましたが、肝心な長さの情報が見あたりません。
周りをキョロキョロしても目にとまりません。まずい・・・、トンネルの向こう側にあるのかな。
トンネルの中をのぞいて見ると、トンネルは中ほどにカーブがあるようですね。
そして西側坑口。まだ日が当たっています。
それにしてもこちらにも長さの情報がありませんでした。
ちょっとガッカリしつつも、振り返って見ると・・・。
そこは塩川ダムのダムサイトでありました。
この霧山トンネルですが、地図でチェックしてみると、
確かに中ほどで折れ曲がっているのでした。また長さは、えーと・・・。
およそ203.5mくらいでした。
気になるランキングはどうなる?
扇崎隧道 [tunnels]
前回の続きで、少し切り口変えます。
前回とは反対の方向で見た扇崎トンネルです。
簡素な中にきちんとアーチ構造を意識した坑口の縁取り。
その右側にトンネルの諸元が録されています。
幅員4.5mで、その長さは22.0m。竣功は昭和29(1954)年10月。
現在の道路名は、県道21号河口湖精進線ですが、当時は「縣道長浜下吉田線」だったようです。
さて、エートマンのトンネル・ランキング、久しぶりにいきましょうか。
***第13回 エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m
第2位 大蔵経寺山トンネル 1,856m
第3位 右左口トンネル 1,625m
第4位 精進湖トンネル 1,090m
第5位 波高島トンネル 742m
第6位 室伏トンネル 580m
第7位 新鳥坂トンネル 479m
第8位 木喰トンネル 361m
第9位 帯那トンネル 360m
第10位 照坂トンネル 230m
第11位 下部隧道 218m
第12位 柳平トンネル 116m
第13位 扇崎隧道 22m(今回のトンネル)
keystoneの見られるトンネル [tunnels]
富士五湖の1つ、河口湖の北岸を周回する県道21号河口湖精進線、
通称「湖北ビューライン」の扇崎です。
遠くに富士山を望むビューポイントですが、この扇崎に古いトンネルがあります。
それがこれです。
トンネルファサードを部分的にクローズアップしました。
坑口は基本的にコンクリートで仕上げられていますが、坑口の縁の部分は
切石によるアーチ構造をとっています。
そして一番上に、例のkeystoneが見られるのです。
the keystone of one tunnele [tunnels]
甲州市大和町鶴瀬地内の国道20号から少し北にそれた場所に、
JR中央線の路線改修のために廃棄になったトンネルがあります。
その起点(新宿)側の坑口ですが、切石積みのファサードで、坑内の壁面はレンガ積み。
いまの時代には見られない、ちょっとかっこいいものです。
じっくりと観察すると、シュッシュッポッポ時代の黒煙がこびりついたような
カーボンがあちこちに見られます。歴史を感じます。
さて、坑口の縁の部分ですが、切石積みのアーチ構造となっています。
切石などでアーチを構造するとき、最後にはめ込む一石が中央に見られます。
それがいうまでもなく、keystoneであります。
keystne n 1](architecture) a central stone at the top of
an arch locking the others into position. 2] the most important part of
a plan, an argument, etc on which all the other parts depend.
(OXFORD Advanced Lerner's DICTIONARY, Fifth edition 1995)
日本政府を代表して、先の大地震とそれが引き起こした津波による被害、
とりわけシリアスな原発の問題について、時々刻々とおこっている状況を
明快な言葉で発しているあの方は、たぶんそうなのかな・・・と。
本来的には、もっとキーになる人がいるのだけど。
大蔵経寺山トンネル [tunnels]
桜井跨道橋の上から見た、大蔵経寺山トンネル、西側坑口です。
もう少しクローズアップして、と。
坑口の上方に、「大蔵経寺山トンネル」のプレートがあって、
坑口の左側に、あれがありますね。もっとアップでしないかなぁ・・・。
ぐっと、よってみたら、文字が読めますね。
延長1856m。2001年7月ということでした(完成が・・・)。
さて、今年初のトンネル、登場ですが、ランキングはどうなるでしょうか。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m
第2位 大蔵経寺山トンネル 1,856m(今回のトンネル)
第3位 右左口トンネル 1,625m
第4位 精進湖トンネル 1,090m
第5位 波高島トンネル 742m
第6位 室伏トンネル 580m
第7位 新鳥坂トンネル 479m
第8位 木喰トンネル 361m
第9位 帯那トンネル 360m
第10位 照坂トンネル 230m
第11位 下部隧道 218m
第12位 柳平トンネル 116m
下部隧道 [tunnels]
県道9号市川三郷身延線のトンネルの1つです。
身延町車田と同じ身延町北川とを結んでいます。
写真は、南側の北川の坑口を見ていますが、反対側の車田(正確には北側坑口は三沢)側の坑口が
明るく小さ点として見えています。
かなりシンプルで、やや歴史的なトンネルです。
坑口の右手に石製のプレートが確認できます。
こちらがそのプレートで、「長218米」「竣工 昭和42年6月」と読めました。
坑口の中央上部には、「下部隧道」と名称プレートがありました。
プレートの下にあるのは、照明用の給電のboxです。きっと後付ではないかしら。
さて、この下部隧道は、恒例の超適当エートマン・トンネルランキングの上で
そう上位になる状況は考えられませんが、ともかく順位、確認しておきましょうか。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m
第2位 右左口トンネル 1,625m
第3位 精進湖トンネル 1,090m
第4位 波高島トンネル 742m
第5位 室伏トンネル 580m
第6位 新鳥坂トンネル 479m
第7位 木喰トンネル 361m
第8位 帯那トンネル 360m
第9位 照坂トンネル 230m
第10位 下部トンネル 218m(今回のトンネル)
第11位 柳平トンネル 116m
(注意)このランキングは、このブログ内のエートマンによるエートマンのための
世間的にはほとんど意味のないトンネルの長さランキングです。
ここでの順位を何かに利用することなどは、厳にお慎みください。
精進湖トンネル [tunnels]
精進湖トンネルです。
付近に車を安全に止める場所がなかなかないので、ナビゲーター・シートから取材したものです。
こちらは、甲府市古関町側からの侵入状況です。
トンネル坑口の上部には、「精進湖隧道」と記された銘板があります。
それから、信号が付けられていて、「実験中」の垂れ幕が付いていました。
このトンネルは、国道358号の甲府市古関町と富士河口湖町精進を結ぶトンネル。
出来てから年数が経過していて、古いトンネルのため、中は照明が少なく、
壁面のパネルなどもないので、相当暗いです。
もうすぐ、トンネルを精進側に出ます。
トンネル断面がわかります。単純な形してます。何も足さない、何も引かないみたいな・・・。
トンネルを出て、しばらく進むと、正面に精進湖が見えてきます。
甲府盆地と富士五湖地域を結ぶ重要路線の1つ、精進湖ブルーラインという愛称の国道358号は、
出発時は、既に取り上げた右左口トンネルを中心とする区間と、
今回の精進湖トンネルを中心とする区間の2区間からなる、県企業局が運営する有料道路でした。
その辺の経過は、「右左口トンネル」の項にちょっぴり詳しいので、ご参照ください。
今度は、反対に精進側からのアプローチです。
坑口左手にプレートが認められましたが、助手席からコンデジ画像なので、
相当にボヤッとしていますが、それでも「延長1090m」と読み取れました。
こちらは古関側の出口。その先は、芦川渓谷です。
さて、この精進湖トンネル、恒例の超適当エートマン・トンネルランキングでは
いったい何位にランクインするものでしょうか。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m
第2位 右左口トンネル 1,625m
第3位 精進湖トンネル 1,090m(今回アップのトンネル)
第4位 波高島トンネル 742m
第5位 室伏トンネル 580m
第6位 新鳥坂トンネル 479m
第7位 木喰トンネル 361m
第8位 帯那トンネル 360m
第9位 照坂トンネル 230m
第10位 柳平トンネル 116m
(注意)このランキングは、このブログ内のエートマンによるエートマンのための
かなりいい加減なトンネルの長さランキングです。
順位を何かの重要な参考データとして利用することは、絶対にお勧めしません。
柳平トンネル [tunnels]
今月(2010年5月)の初めに訪れた「柳平トンネル」であります。
県道219号柳平塩山線で、乙女湖の先、山梨市牧丘町柳平の先の県有林内にあります。
ちなみに、県道219号は、それまでの林道杣口線が、平成20年4月1日に県道に昇格したもので、
乙女湖を訪れる際や、その先の乙女高原を楽しむ際にお世話になるものです。
トンネルの焼山峠側からの入口を見ています。
新しいトンネルの流れとして、かなりシンプルなものになっています。
坑口の上部につけられていたトンネル名を表す銘板を中心に見ています。
まわりのお山は、多くはカラマツ林ですが、訪問時には、
まだあまり芽吹きは進んでいませんでしたが、今はもうきっと新緑でしょうね。
トンネルファサードが比較的小さめだったせいか、
坑口の脇に見られるプレートは、今回のものについては坑口の脇の
擁壁に取り付けられていました。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m
第2位 右左口トンネル 1,625m
第3位 波高島トンネル 742m
第4位 室伏トンネル 580m
第5位 新鳥坂トンネル 479m
第6位 帯那トンネル 360m
第7位 照坂トンネル 230m
第8位 柳平トンネル 116m(今回アップのトンネル)
(注意)このランキングは、このブログ内のチョー適当な
トンネルの長さランキングでありました・・・。
若彦トンネル [tunnels]
前回の緊急防災工事が行われていた県道をずっと進んでいくと、
やがてお目当てのトンネルが現れました。
先月(2010年3月)の27日に開通した若彦トンネルであります。
その笛吹市芦川町側の坑口が迫ってきました。
この入口付近では、トンネルは緩やかに右カーブを描いているようです。
トンネルの中でも撮影続行。
トンネルの中央部は、ほぼ直線の線形となっているようです。
3分近くの走行の後、出口が近づいてきました。
出口付近では、今度は逆に左カーブしているようです。
そして出口が見えてきました。
ここまで、新しいせいもあって、内部も比較的明るく、
とても走りやすいトンネルだと感じました。
トンネルを出て、安全に車を止められるところにおいてから、
富士河口湖町大石側の坑口をチェックしに行きます。
全体的に、いまの傾向にもとづく、シンプルなトンネルファサードとなっていました。
トンネルの坑口の上部にある銘板にしても、
山梨県知事OOなどというのは無くなってきているようです。
それからトンネル坑口の左手にあったプレートです。
「若彦トンネル / 2008年10月 / 山梨県 / 2,615m (以下略)」と記されています。
この中の「2008年10月」ってどういうことなんだろう。
「竣工」とかいう文字は見られませんので、竣工の時期ではないようです。
それにしても長いトンネルではありました。
このトンネルについての詳細を知りたい場合、このブログの2010年3月28日の記事
「若彦トンネルファンがたくさんいらしゃいました」のなかの県庁ホームページの
関係資料(pdf)をご覧になられるとより深く理解できますよ。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 若彦トンネル 2,615m(今回アップのトンネル)
第2位 右左口トンネル 1,625m
第3位 波高島トンネル 742m
第4位 室伏トンネル 580m
第5位 新鳥坂トンネル 479m
第6位 帯那トンネル 360m
第7位 照坂トンネル 230m
(注意:このブログ内のチョー適当なランキングでした)
右左口トンネル [tunnels]
右左口トンネルです。
「右左口」は、こう書いて「うばぐち」と読みます。
国道358号が甲府市右左口町と甲府市梯町との間にある右左口峠をくぐるものです。
この写真は梯町側の坑口を見ています。
そう、梯町の梯も一文字で「かけはし」と読みます。
もっとも、細かいことですが、この坑口と手前の境沢橋の間の部分は、
部分的に市川三郷町下芦川となっています。
比較的オールドファッションドなトンネルファサードです。
手前に信号がついているのも、ちょっと注意されますね。
坑口の上部に銘板が付いていました。
銘板の文字の書き手は、田辺国男さんという知事さんのようでありました。
トンネル坑口の左手につけられていたプレートです。
「延長 1,625m / 昭和47年12月竣工 / 山梨県企業局」とありました。
そうそう、このトンネルは、山梨県企業局が整備した
精進湖有料道路のA区間のトンネルなんであったのです。
精進湖線と通称されたこの有料道路は、平成6年(1994)11月20日に無料化になり、
いまでは国道358号となっているのです。
なお、この記事を書くのに当たって、山梨県の公式ホームページの中の
「企業局のあゆみ」というページを参考にしました。
さてさて、一番初めの写真、よく見るとまだ山が笑っていませんね。
実は今月(2010年4月)の3日に撮影したものです。
いまは、周囲のお山もケラケラしていることだと思われます。
***エートマンによる山梨トンネルランキング***
第1位 右左口トンネル 1,625m(今回アップのトンネル)
第2位 波高島トンネル 742m
第3位 室伏トンネル 580m
第4位 新鳥坂トンネル 479m
第5位 帯那トンネル 360m
第6位 照坂トンネル 230m
(注意:このブログ内のチョー適当なランキングなんで、それ以上の意味ありません)